オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

早速、驚かされた“かなだい”の新プロ

こんにちは。明日から9月ですね。

次々に話題が出てきてブログが追いつかないのですが、

今月中に書いておかなくてはいけないことがあります。

 

それは、先日のフレンズオンアイスで見た、

村元哉中&高橋大輔組の新プログラムについて。

 

一度しか見ていないのですが、二人の表情や動き、音楽、衣装が鮮烈すぎて、

脳にくっきりと刻み込まれています。

 

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©foi2023_official_account

 

アイスダンスの選手が引退すると、

アイスダンスのショー用のプロを踊るという先入観がありました。

 

ところが、“かなだい”の場合は、「ジャンルなし」のプログラム。

 

前半は、スケート靴を履いて、陸ダンスを踊っているように感じました。

それも、新鮮なコンテンポラリーダンス。

スケートである以上に、パフォーマンスに引き込まれました。

ポーズや目力が、超ストロング。

 

曲調がアップテンポに変わった後半は、

スケートの要素が強くなるのですが、

アイスダンスの要素もありつつ、大ちゃんはジャンプを跳ぶし、

哉中ちゃんは高速スピンを披露するしで、

 

あー、そういうことか。

アイスダンスを引退したからって、

アイスダンスをする必要はないんだ。

氷の上でやりたいこと、できること、ぜーんぶやっていいんだ。

 

と、頭の固い私は、目からうろこが落ちる思いでした。

 

衣装も、アフリカンファブリックみたいで、強烈なカラー。

しかし、都会的で洗練されている。

要所、要所で動きをピタっと止めると、

二人の個性が強烈に浮かび上がるデザインでした。

 

大ちゃんが哉中ちゃんをリフトしてのターンでは、

二人のジャケットの複雑なファブリック柄が絡み合って、

スリリングでした。

 

今でも時々、頭の中で、独特の音楽が再生されます。

オ~、マッケバ~、マッケバ~、マ、ケ、ベッラー

『Makeba』ですよね。

 

競技引退後、初のプログラムということで、

「新しいプログラムが見られる」だけ想像していたのですが、

見たことのないスケートの世界を見せられて、

早速、驚かせてもらったのでした。

 

「“かなだい”の次」への期待が、さらに高くなりました。