オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

見たい!! ペギー・フレミング杯、事前情報の翻訳

こんばんは。ブログを連続でアップしている種子島ぴーです。

 

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というのも、先日触れたペギー・フレミング杯が、明日7月18日土曜日の8時から配信されるからです。

 

こちら↓↓にて【更新】

https://usfigureskatingfanzone.com/sports/2020/7/13/third-annual-peggy-fleming-trophy-virtual-competition.aspx

 

大会に関して、米国のニュース記事2件から興味深い話を見つけたので、

急いでピックアップして訳します。

 

頭に〇がついた内容は、こちらから

Peggy Fleming Trophy becomes virtual figure skating event | | fox5vegas.com

 

頭に◆がついた内容は、こちらから

Virtual figure skating competition offers glimpse of sport’s possible future

 

まず、「ペギー・フレミング」は、人名です。

米国の元フィギュアスケーターで、1968年のグルノーブルオリンピック、女子シングル金メダリストです。

全米選手権は5連覇、世界選手権3連覇のすごいお方です。

 

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〇3回転、4回転ジャンプ重視の現代フィギュアスケートにあって、

スポーツにおける芸術性を強調するために、

自分の名前を冠した競技会を2018年に創設しました。

 

〇大会は、コロラド州の歴史ある「ブロードムーアスケートクラブ」で過去2年開催されました。つまり今年は3年目の新しい大会です。

 

〇コロナの影響でキャンセルされそうでしたが、主催者が大胆な決断をしたことで、開催が続行されました。

イベント全体をオンラインに移して、18名の男性と女性のスケーターによる、初めてのバーチャル(仮想)競技を行うことにしたのです。

 

◆32歳の国際ジャッジ ガラ・タンガーさんは、
「2020年に試合が開かれる可能性は低いだろう。パンデミックの影響で取り残されたアメリカのエリートスケーターに、少なくとも競争のように感じられる何か、2020-21シーズンの初めに目標を定めるための何かを、提供するための代替案を探したい」と考えました。
そして、ペギー・フレミング杯が、最初のバーチャル競技会になることになりました。

 

◆大会がバーチャルで安全に運営できそうだと発表されると、18名の出場枠は、一晩で埋まりました。

 

◆演技の審査を終えたタンガーさんの感想は、「うまくいきました!!!」

「私たちのスポーツにとって、なんと驚くべき飛躍でしょう。障害物が取り除かれ、新しい高速道路が舗装されました」

 

〇番組は、90分間、ストリーミング配信されます。

 

〇各スケーターは、3分30秒のプログラムを演じて撮影します。
プログラムには、指定された要素と特別な動きを含む必要があります。

 

〇技術的なことよりも、演技の芸術性を重点的に評価します。

 

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◆出場者は、7月8日から10日の間で、自分の都合のよいときにプログラムを演技しました。

 

〇ジェイソン・ブラウンは2番目のテイクを送信し、カレン・チェンは3番目のテイクを送信しました。

つまり、選手は全員、審査員に自分の最高の演技を披露することができます。

 

〇スケーターは、普段、ジャッジが座っている場所に近い位置から、ビデオを撮影しました。

 

〇複数回、演技をすることが許可されましたが、選択されたビデオは、編集なしで1回の完全な演技でなければなりませんでした。

 

〇テクニカルパネルを用意して採点しました。 

◆国内、国際、オリンピックの審判資格を持つ7人の審判とテクニカルパネルが、アイスアリーナにいるかのように、ZOOM(ズーム)を介して、8つの異なる場所から同時にビデオを視聴しました。

 

◆実際の大会で使用しているソフトウェアを使用して、iPadでスコアを付け、大会が配信されるまで、結果を秘密にすることを誓いました。

 

◆グランプリシリーズのような大きな大会には、不向きかもしれない。しかし、ISUは、2020年の今後の予定について、現時点では何も決定していない。

 

〇主催者は、何度もリハーサルを行ったが、本番の配信で何が起こるかわからない。

 

〇もしも滞りなく行われたならば、バーチャル競技会は、コロナウイルスのパンデミックの影響を受けることが確実なフィギュアスケートシーズンの実施について、モデルではないとしても重要な収穫やヒントをもたらす可能性があります。

 

〇ISUはあらゆる試合をキャンセルしています。

昨年のペギー・フレミング杯優勝者のジェイソン・ブラウンは、「何の方向性もないのは、やばいです。アスリートである私たちは、目標志向があり、決められたスケジュールで動いているので、この状況はとても奇妙です」と語りました。

 

〇ジェイソンが大会用の演技ビデオを撮影したのは、家族のいるシカゴから6月末にトロントに戻ってきて、2週間の隔離機関を経た直後でした。

 

〇ジェイソンは、「ファン・観客なしに静寂の中で演技するのは、練習のときみたいでプレッシャーが少なかった」と語りました。

 

〇カレン・チェンも、「緊張せずにのんびり演技ができた」と。

しかし、「競争は時々ストレスになると思うので、それがないのは楽しかった。でも、競争が生み出すアドレナリンが出ないので、とても変な感じでした」

 

◆カレン・チェンは、30分間隔で3回演技を撮影し、ボーイフレンドのカムデン・プルキネンがiPhoneのレコーディングを行いました。
別のライバル、アンドリュー・トルガシェフが、バックアップとしてiPhoneビデオで、チェンの演技を撮影しました。

 

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下線の部分のほうが気になる…

◆カムデン・プルキネンは、アンドリュー・トルガシェフに3度撮影してもらって、3回目を提出しました。

「通常の大会と同じように、各テイクを最高にものとして演じました。最後は、通常の大会と同じように、ほっとした気持ちを味わいました」

 

◆プルキネンは、「この方法は、もっと大きな大会には使えなかもしれません。けれど、私は心を開いて、『オーケー、これはビデオコンテストがどのように行われるかを試してみるものであり、いつもと違うカメラに向かってアピールする振付方法を、学ぶ機会になるかも』と考えました」

 

◆ほとんどの選手のビデオは、クリアに映っています。

 

〇カレン・チェン談
「バーチャル競技会は、私たちが取り組むべきことであり、可能だと思います。ライブストリーミングにしたことについて議論があることは知っていますが、それについての問題は、接続に関することだと思います。私は、コーネル大学でリモート学習をしていましたが、しばしば不具合がありました。教授の声が10秒ほど聞こえないことがありました。録音の方がいいと思いますが、まずはどうなるか見ていきましょう」

 

以上です。いかがでしょうか。

ビデオの映り具合とか、全員がノーミスなのかとか、

いろいろ興味がわいてきませんか?

明日は、早起きして見たみたいと思います。


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