オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

出場選手制限付きで、グランプリシリーズ開催へ

おはようございます。東京は、今日も猛暑の予定。
ドリンク代をケチらずに、外出中の水分補給につとめたいと思う種子島ぴーです。

 

さて、開催を協議されていたグランプリシリーズについて、
大まかな情報が入ってきましたので、ISUのレターを要約します。

 

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  1. 世界中で、旅行や移動の制限がもうけられている中、国際大会参加者の健康と安全が最優先される。

  2. 一方で、国際的な競争の場をスケーターに与える必要性があると考える。

  3. 以上を踏まえ、グランプリ大会開催国であるカナダ、中国、フランス、日本、ロシア、米国からの提案を協議した。

  4. その結果、「国内で運営・開催されるイベント」となることで合意した。ただし、各開催国と、詳細な合意に達することを条件とする。

 

「国内で運営・開催」とは

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ISU PRESS RELEASE August 4, 2020

最大のポイントは、「大会開催国内での大会となる」という点です。

大会に参加できる人の制限が設けられます。

  1. 大会主催国の選手と関係者

  2. 大会主催国で定期的にトレーニングを受けている選手

  3. 主催国以外の選手で、地理的に大会が開かれるエリアにいて、開催国から旅行、入国を許可され、衛生上の規制を解かれている国の選手

元々、米国大会はネイサン・チェン、カナダ大会はナム君、中国大会はボーヤン・・・というふうに、各国のスターが自国開催の大会にエントリーしていましたので、
現実的な話だと思います。

 

招待される選手やエントリー選手の数、出場条件・制限、グランプリファイナルへの出場資格基準、費用負担、賞金を含む財政的な話は、今後詰めていくそうです。

公平性を期すために、大会の結果は、ワールドランキングにカウントされないとのこと。世界選手権に出場するためのミニマム合計スコアにもカウントされません。


たとえば、ロシア女子が集結するロステレコム杯と中国杯では、表彰台に乗る難しさが、明らかに違ってきますからね。


ロステレコム杯とフランス杯の女子のエントリー人数は同じでいいのか‥

開催国ではない韓国やラトビア、メキシコなどの選手はどうなるのか‥

 

いろいろ、検討されると思いますが、細かな部分の不公平感は、どうしたって出てくると思います。

でも、特殊な状況下なので、不公平感を追求するよりも、選手に競技の場を与えることが最優先されるべきだと考えます。


大会の放送については、放送の権利を保有するメディアパートナーとISUメンバーによって、例年どおり放送されるようです。
こういうときだから、地域制限なしで、全試合配信してほしいところです。

 

2020年12月10〜13日に、北京オリンピックのテストイベントとして開催される予定のグランプリファイナルは、いつ、どのような条件で開催できるか、ISUと中国側が引き続き協議します。

 

海外拠点の選手はどうするのか

そういうわけで、昌磨は、このまま日本にいるかもしれませんね。

スイスに戻ったとして、スイス大会はないですし、NHK杯ということになるのでしょうか。

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そういえば、自国内開催ということは、出場大会も1つになるのかな?

スイスにいる高志郎くんは、どうなるのか?

羽生選手は、カナダ大会なのかNHK杯なのか、メドベージェワ選手はカナダなのかロステレコムなのか、ロマン・ポンサールは米国に戻るのか、フランスに留まるのか等々、いろいろあると思います。

 

NHK杯が、全日本選手権みたいになるのかな?

新しい試みに、わくわくしますね。

楽しみになってきました。


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