こんばんは。ジャパンオープンについて書きたいことはまだあるのですが、
いったんそれは置いておきまして。
昨日からのISUの2つの英断(?)に、びっくりした話題です。
一つは、ジュニアグランプリファイナルに、日本代表選手のための枠を設けたこと。
男女シングル1枠ずつです。
何がびっくりって、日本の選手は、今シーズンのジュニアグランプリ大会に出場していません。
コロナの影響を考慮して、「7大会すべてに選手を派遣しない」という選択をしたわけです。
海外からは、残念がる声が聞かれましたし、何よりYouTubeで大会がライブ配信される中、試合に出られない日本の代表選手は、本当に悔しい思いをしたと思います。
また、今シーズンのファイナルは、日本の大阪開催なんですよね。
日本選手が出ていない大会のファイナルが日本開催…
本来、ファイナル大会には、ジュニアグランプリ7大会での成績によって、ポイント獲得上位6選手にのみ出場権が与えられる狭き門。
しかし、「開催国枠」として、日本に男女シングル各1枠を与えましょうと。
なんて粋な計らいでしょうか。
しかし、これまでだって、ポーランドやブルガリアなどで開催されたときは、
開催国の選手はいない状態だったと思います。(きちんと調べていません)
他国から、文句の一つも出なかったのでしょうか?
出させませんよ!!(笑)
だって、日本代表が出ていないグランプリ大会でも、リンクには日本企業の広告が毎大会掲載され、きちんと義理を果たしているのですから!!
って、関係ないか😅
いや、私が広告主だったら、撤収するけどね。心が狭いもんで😅
コロナ禍を考慮してのことだと思いますが、ISUの柔軟な対応に拍手です。
そして、もう一つのびっくりは、四大陸選手権。
開催国の中国が、コロナの影響で早々と開催を辞退。
ISUは、同日程で代替開催できるホスト国を募集していましたが、どうやら誰も手をあげなかったそうです😭😂
四大陸のメンバーでもなんでもない、エストニアのタリンで開催されることが暫定的に決まりました。
タリンでは、1月16日まで、欧州選手権が開かれますが、
2日後の1月18日から、四大陸選手権が同じ場所で開催されます。
四大陸メンバー(アジア、アメリカ、アフリカ、オセアニア)は誰もホストに立候補しなかったそうですが、
集客できないこの時期に開催しても儲からないっていうか、
日本のスケート連盟でさえ赤字なんだから、開催する体力がある国はないのでしょう。
「どうせ、四大陸からの観客が呼び込めないなら、
四大陸で開催しなくてもいいんじゃね?」
大変大胆な発想ですが、会議で発言するのって、勇気がいりますよね。
どなたが言い出したんでしょうか?
そして、最低限のコストで開催できるのが、
欧州選手権と同じ会場のタリンさんということですかね。
頭いいなぁ。
欧州のみなさんがお帰りになった後、機材を撤収せずに、垂れ幕と看板だけを取り換えればオーケーです!!
審判団のみなさんも、そのままお座りになっていて!!
あ、さすがに審判は違うか。いや、この際、最低限の移動ってことで、同じかも。
ジュニアグランプリファイナルの開催国枠の件も、
四大陸選手権の欧州開催の件も、
発想の転換と責任を引き受ける人がいないと実現しないことなので、
ちょっと感動しました。