こんにちは。灼熱の日曜日。
クーラーをつけると寒いし、消すと暑いしで、困ったもんだの種子島ぴーです。
さて、「TVガイド特別編集 KISS & CRY 氷上の美しき勇者たち 2019-2020シーズン総括・不屈の魂号」、
別名「宇野昌磨スマイル写真集」の発売から2週間以上が経ちました。
買われたみなさんは、そろそろ読み終わった頃でしょうか。
盛りだくさんのインタビューから、
私が特に印象に残った昌磨の言葉をあげていきたいと思います。
1 ステファンに会いたい。
「(早くスイスで)練習したいというのもありますけど、それよりもステファンに会いたいです」(P15)
この言葉は、意外でした。
もちろん、ランビ伯爵を信頼していることはわかっていましたが、
「練習よりなにより、とにかくステファンに会いたい」と思うほど、心が接近していたとは!!
「僕は英語が全然わからないんですけど(笑)、心の底から僕のことを考えてくれているんだな、ということが表情などから伝わってくるんです」
という言葉から、昌磨がランビ伯爵の顔を、かなりの回数、見つめていることが予想されます。
2 いただくものは全部いただいた。
以前は『もう自分のスケート人生も長くないな』『いいシーズンを送れたら引退も考えようかな』ってちょっと思っていたんです。
でも、昨季はすごく上がり下がりがあっていろいろ考えさせられて、『やっぱり辞めないほうがいいかな』って・・・(笑)。まだまだ続けますね。
P16ですね。
オリンピック後の昌磨は、「スケート人生の残り」について、ひんぱんに言及していました。
だから、私も「昌磨は、近い将来氷を降りる」という意識が、頭のどこかにありました。
「近い将来の引退」というところまで、本人が意識していたとは!!
そして、その「引退」という文字が、激動のシーズンを経て、ぴょーんとどこかへ吹き飛んだことは、とてもよかったと思います。
そして、
「もういただくものは全部いただいたと思っていますので、今度は僕がみなさんにお返ししたいです」。
そっかー、私の応援の声も届いていたんだなぁ。しみじみ…(笑)
というのは冗談ですが、最近、SNSやYou tubeでの露出が多かったり、アーモンドピークのブロマイドや雑誌、本で小さいころの写真をどんどん見せてくれたりするのは、
みんなにハッピーを返してくれているのかな?
3 やっとスケートと向き合う気持ちが見つかった。
「やっとスケートと向き合う気持ちが見つかった」。(P36)
昨シーズン、山田コーチ、樋口コーチの元を離れて、コーチ探しの旅に出た昌磨。
探していたのは、コーチではなく、スケートと向き合う気持ちだったんだな、と納得しました。
全日本の後にも、
「ようやく“自分のスケートがどうあるべきか”というものが見つかってきた」(P39)
と話していて、オリンピックで銀メダルを獲ってしまった後、もしかしたら燃え尽き症候群になる可能性も若干あったのかな、と思ったりしました。
「責任」や「こうあるべき」みたいなものを取っ払って、
北京オリンピックに向けて、一から気持ちのピークを作っていけるのは、
強味になるのではないかと思いました。
4 近づくと逃げていく。ほえない。
P14のトロちゃんを抱き上げ、見つめる昌磨。
昌磨に抱っこされて、じっと身を固くしているトロちゃん…。
最近、ナウボイスで「エマちゃんを抱っこすると、トロが走ってくる」という話を聞いて、確信しました。
トロちゃんは、昌磨に恋をしているのでは??
近づくと逃げていく。無口になる。
昌磨、それは恋する乙女の心理ですぞ!!
5 フランス大会がいちばん『あって良かったな』と思える試合
僕はフランス大会が今シーズンでいちばん『あって良かったな』と思える試合で、それがあったからこそ、今こうやって、この場所にいられているんだと思っています」(P41 )
なんとなく、イメージの中にとどめて、見返すことができずにいるフランス大会。
また、見てみようかな。
6 跳べなくても絶対に笑ってやろう
「できたから楽しいではなく、『跳べなくても絶対に笑ってやろう』といいう」気持ちで演技に臨んだ話。(P35)
最近の昌磨の演技のしあわせ満載感は、ここからきているのだな、と。
もともと、ジャンプに失敗しても、演技の世界観を崩さない人ではありますが。
いつのまにか私たちも、ジャンプの成功失敗が、演技の良しあしを決めるかのような気持ちになっていて、
失敗すると、選手も観客もお通夜のようになったりしておりましたが、
ジャンプが失敗しても爆笑できる昌磨の演技(笑)
ジャンプに失敗しても、しあわせを感じる昌磨の演技。
ありがとう。
7 面構えからして違っていました。
これは、島田高志郎の言葉です。
フランス大会で悔しい思いをしてからスイスに来た昌磨について、
「来た時に面構えからして違っていました。これから“新たな宇野昌磨を見られる”と感じましたね」(P46)
久々に聞いた「面構え」という言葉。
あの年齢で高志郎くんが口にするとは…野武士のようだ。
実際、高志郎くんは、見た目よりもかなり硬派でしっかり者であるが…。
8 自分以外の人に言われた方が楽に追い込める。
コーチの存在の大きさについて語ったP12。
「あと一歩を追い込む時って、自分以外の人に言われた方が楽に追い込むことができるんだな、ということがわかりました」。
一流のシニア選手は、自分で練習をコントロールしていると言われますが、「あと一歩を追い込む時は、コーチの存在があったほうがいい」という言葉に納得。
素直に人の言葉を聞く人限定かもしれませんが。
社会人になると、自分を追い込む一言を言ってくれる人も減っていくわけで、
なるほど、だから大変なのか、だから私は成長しないのか…と(笑)
ほかにも、いろいろ内容が詰まっていましたが、
あなたが「お!」と思ったポイントは、
私と同じポイントだったでしょうか?
そういえば、【公式】宇野昌磨アップロードチャンネル、
そのうちリンクの上からもお送りしてほしいなぁ。