こんばんは。きょうは、『オーボエ・コンチェルト』を見直したり、
テレビのインタビューを見たり、安心・安堵の一日を過ごすことができました。
私がショートの演技を見た放送は、
アナウンサーのコメントがうるさくて、演技に没頭しづらかったです😢
なので、海外の放送を見ようとNBCを見たら、もっとうるさかったです😂
オリンピックでは、フィギュアスケートを普段見ない人も見ていると思うので、
演技中に技の名前を言うのは仕方ないとして、
滑り始めた途端に、「昌磨は2018年のオリンピックの後、オリンピック銀メダリストのステファンランビエールにコーチを変えて…」って、ジョニさん、今、その説明いらなくない?
gorin.jpの動画は、比較的落ち着いて演技を堪能できます↓
毎日新聞のサイトで、昌磨の写真を動画にまとめてくれているのですが、
これがなんとも素晴らしいベストセレクション。
シーズン初めに昌磨が、「『オーボエ・コンチェルト』では、彫刻のようなポーズがある」と話していましたが、
写真を見ると、「昌磨は、想像以上に彫刻化していたんだなぁ」とわかります。
手のひら、指先の使い方がすごい。
これは、振付師が指導できるものでもないと思う。
昌磨の内からわき出るものですよね、きっと。
こういうのが何枚もあって、貝塚カメラマンの腕もあると思いますが、
「どの瞬間も絵になる昌磨」を感じます。
「ポーズを取ってください」と言われて撮られたものではなく、演技中なので、すごいなぁと思います。
さて、今日は試合がなくてほっとしていたのですが、
明日10日は、いよいよフリーです。
宇野昌磨選手の滑走順は、22番。NHKで午後2時2分頃の放送ということです。
スケジュール表では、14:02:30~14:10:40 になっています。
刻まれると緊張しますね😅
SPの後の記者会見で、
「試合は練習に生き、練習は試合に生きるものにしたい」
という名言を残した昌磨。
フリーでも、「失敗を恐れない」と。
昌磨のコメントを書き起こします。
(構成は)全日本選手権でやった演技とまったく一緒にはなるんですけど、
このプログラムが、おそらくですが、完璧にできる確率っていうのは、そうとう低いのではないかと、練習でもそうなので、感じています。
なので、完璧な演技がしたいというよりも、ちゃんと次につながる演技。
失敗しても、ちゃんと自分の成長につながる演技。
そして、自分の気持ちに負けずに、ちゃんといつも通りの自分を出すこと。
それがフリーの目標です。
全日本と同じ構成ということは、
- 4Lo
- 4S
- 4F
- 3A
- フライングキャメル
- コリオシークエンス
- 4T(+α)
- 4T+3T
- 3A+Eu+3F
- フライングチェンジフットコンビスピン
- チェンジフットコンビスピン
- ステップシークエンス
書いてるだけで心臓がバクバクする構成です。
最初の4回転3本に耐えられるのか、私の心臓??
そして何より、私は最後のステップで、火の玉になる昌磨がみたい。
ステファンが、昌磨の内なる“火”を見て振り付けた『ボレロ』。
かつてステファンは、こう言っていました。
「昌磨はまるで、火の玉のようです。
この火の玉には加速するエネルギーがある。加速の天才です。
私の仕事は、火の玉が自ら勢いを増すように、彼自身の意思で挑むようにすることです」
初めて昌磨の『ボレロ』を見たとき、
暴発する火の玉のような衝撃を受けました。
あれから火は美しく整えられ、ジャンプも含めた作品として仕上がっていきました。
全日本選手権では、足の怪我をおして、感動の『ボレロ』を見せてくれました。
でも、最後のステップは、火の玉ではありませんでした。(後に本人もステファンも語っていましたが)。
明日は、ジャンプが失敗しても成功しても、
最後は火の玉の化身になったような昌磨が見たい。
危ういくらいに暴発して、最後に倒れこむ昌磨がみたい。
ぜいたくで無茶なリクエストですが、それが見られる予感がしています。