オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨、新シーズンプロと渡瑞

こんばんは。一日の終わりに、宇野昌磨公式サイトをぼんやりと眺めていた種子島ぴーです。

リンクはこちら⇒宇野昌磨公式サイト

 

新シーズンのプログラムは、昨シーズンの持ち越しとアナウンスがありました。

SPは『Great Spirit』、

FPは『Dancing on my own』に決まったとのことです。

 

まず思ったのは、「よかった。ほっとした」でした。

 

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昨シーズンは、新コーチ探しの旅に出て、

特にフリー『Dancing on my own』の振付が遅くなり、

『Great Spirit』の試合バージョンへの移行も重なり、

いつもの年より、仕上がりが遅れてしまいました。

 

“不調”と言われた原因は、「作品に取り掛かるのが遅くなり、
ジャンプのタイミングを組み込んだ滑り込みが足りなかっただけではないか?」
「本当は調子が悪かったわけではないのではないか‥」と思ったりしたものです。

 

そして次に思ったのは、「よかった。また見られる」でした。

 

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『Great Spirit』は、スタートした瞬間からボルテージが最高潮(昌磨も観客も)、

昌磨が自然界の精霊たちと共に舞う、大大大好きなプログラムです。

 

『Dancing on my own』は、シーズン前半とシーズン後半では別物のように進化した、
本当にすばらしいプログラムになりました。

まだ何度でも見たいし、ジャンプとステップと笑顔としあわせテイストが、100%溶けあった完成形を、私たちはまだ見ていません。

これは、絶対に見たい。見た過ぎます!!

 

そういえば、Mikhail Lopatinさんがデヴィッド・ウィルソンに昌磨のことを中心に取材して書かれた記事「«A coming of age story»: David Wilson talks about his collaboration with Shoma Uno」。

一気には読めないほど、すばらしい内容でした。

 

何より驚いたのは、あれほどの内容を粘り強く質問し、またデヴィッド・ウィルソンも、根気よく回答していたことです。

何時間くらい、話したのでしょうか。

筆者に許可が取れたら、訳させていただくかもしれません。

 

ところで、公式サイトのメッセージの中で昌磨は、
「昨年と同じプログラムをやります」ではなく、
「昨年と同じプログラムで戦っていこうと決めました」と書いています。


「戦っていく」と「決めた」いう響きに、昌磨の心の内が見えるようで、

私の気分もシャキーン!!

「自粛期間」から「新シーズン」へと、一気にスイッチしました。

 

さて、宇野昌磨公式サイトのメッセージを、もう一度じっくり読むと、
一番濃度が高いのは、この言葉です。

もうすぐ僕も試合に向けて練習の本拠点であるスイスへと渡ります。

 

そうだよね。渡らなきゃね。

 

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「渡る」っていう言葉は、渡り鳥を連想する寂しさと、

海を越えて違う大陸に渡る“覚悟”を感じます。

 

アメリカに渡るのは、渡米。
フランスに渡るのは、渡仏。
じゃあ、スイスに渡るのはなんて言うの?


スイスは漢字で「瑞西」だから、「渡瑞」ですね。

でも、スウェーデンも漢字で「瑞典」だから、「渡瑞」。

 

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調べてみたら、「渡典」とも言うようです。

そんな、小さな疑問が解決したところで、眠ろうと思います。

おやすみなさい。


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