こんにちは。台風が東にそれて、一安心の種子島ぴーです。
さて、きょうから地区大会がスタートします。
昨年の全日本選手権で表彰台に乗ったシード選手を除いて、
全日本に出場するには、地区大会を勝ち上がる必要があります。
中四国九州には、男子で2018年平昌五輪代表の田中刑事(倉敷FSC)がエントリー。近畿には女子で平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)や、体調不良で昨季欠場した17年四大陸選手権覇者の三原舞依(シスメックス)が登録した。
関東には、今季シニア参戦の佐藤駿(埼玉栄高)と昨年の全日本3位の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)が名を連ね、東京には本田真凜(JAL)やスイスを拠点とする島田高志郎(木下グループ)らがエントリーした。(産経ニュース2020.9.22)
顔ぶれが豪華ですね。三原舞依選手のカムバックもうれしいです。
カナダに滞在中の宮原選手などは、コロナ禍の特例で参加を免除されるそうです。
当然ですね。でも、島田高志郎くんは、スイスから戻ってくるのかな? コーチなし?
ということで、いきなりケージ・タナカが登場するのか?!
ケージ・タナカと言えば、以前ちょっと触れた米国のバーチャル大会「IPS Point Challenge」。
昨日終了しましたが、ネットで無料で観戦できます。
これは男子フリーのリンク↓
「ケージ・タナカと何の関係があるの?」と言うと、
男子フリーで『シャーロックホームズ』を演じている選手がいたんです。
衣装も似ていました。
ディン・トラン選手かな? 暗くてよくわかりません。
ケージ・タナカへのオマージュか?!
IPS Point Challengeは、それぞれの練習リンクで演技が撮影され、
リンクの中や周りに人がいたりもします。
なんだったら、周囲を滑っている人もいます。
でも、本番なんです!!
バーチャル大会ながら、全米選手権や国際大会の出場権争いも兼ねているとのこと。
(そういえば、ヴィンセント・ジョウの姿がなかったような)
ジャンプのパンクや転倒も映っていて、撮り直しもできない「試合」です。
こういうところ、米国の潔さって半端ないですよね。
日本の感覚だと、「バーチャル大会で国際大会の選考をします!!」って言える委員がいなさそう。私も言えません(笑)。
心ひかれた選手は、まず、男子フリーのアレクセイ・クラスノジョン。
「勢いがある人が滑っているなぁ」と思ったら、クラスノジョンでした。
コンビネーションのセカンドに、ループを跳ぶ選手です。
昨シーズンは、怪我で試合の棄権もありましたが、
すごく気合が入っていて、ジャンプをばんばん決めていきます。
後半疲れが見えてくると、リンクサイドから「ゴー、アレックス!!」とか「ナイス」とか声がかかり、また勢いを取り戻していく。
わくわくしました。
そして、ジェイソン・ブラウン選手は、もーーーうまい~。
カメラが固定なので、一人だけリンクがとてつもなく広く見えるのですが、
端から端まで縦横無尽に滑って、
この時期なのに世界観もできていて、別次元。恐れ入りました。
ネイサンは、これが新曲の初披露なのかな?
ショートは、予想外のメキシコ音楽マリアッチ!!
映画『デスペラード』でアントニオ・バンデラスが歌っていた曲ですね。
アイヤイヤ ヤイヤイ♪ということで、
世界選手権までに熟成されそうな、
味のあるコリオがそこここに入っています。
楽しみですが、モコモコした練習着では、セクシーさも半減です。
本番では、このような曲でも、ノビノビストレッチ衣装で演じるのでしょうか?
(はい、このような曲でも、どのような曲でも、ノビノビストレッチ衣装で演じます。たぶん)
せめて、衣装の胸元を、おへその上くらいまでザックリと開けて、セクスゥイさを演出してほしい。
あ、キャメルスピンで衣装が上がってきたら、半裸になっちゃいますね。
だめだわ。
それか、トゥルソワ選手みたいに、
お腹を最初から出しておくのもいいですね!!
せめて髪をウネウネのロングヘアにするか、
後ろで束ねてほしいです。
ネイサンって、ふとした瞬間にアントニオ・バンデラス風味があるんですよね。
振付のシェイ・リーンは、よく気づいたなぁ。さすがです。
フリーは、すごく難しそうな曲。
滑り切るのは忍耐がいりそうです。
フリーもシェイ=リーンの振付だそうです。
ネイサンの美しいポージングをぐいぐい引き出す感じになっています。
そして、この時期に4回転を入れても、
ネイサンは崩れないですね。
大きなミスをするイメージがまったくないのがすごいです。
ネイサンの演技を見て勉強している感のある(ちょっと似てる?!)
マキシム・ナウモフも今後出てきそう。
女子は、マライア・ベルの女性ボーカルシリーズが
引き続き、彼女のスケートの伸びにとても合っているなぁと思いました。
ただ、アバのメドレーは、編曲がうーん…どうでしょう。
基本的にメドレーは、感情移入しにくいので好きではないんですよね。
女子は新星が出てきていない気がします。
マライア、アリサ・リュウ、テネルの三強は変わらないかな。
さて、日本はどうでしょうか??
私は見られません(しょぼーん)