オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

土曜の朝からケージ・タナカ!!スケカナ男子SPのざっくり感想

こんにちはー。眠い。眠いですぞ!!

というわけで、睡眠不足のまま土曜の早朝に始まったスケート・カナダ男子。

 

眠すぎて、まったくジャンプが跳べる気がしない。

私が跳ぶわけではないのだが(笑)。

 

日本からは、山本草太選手とケージ・タナカが参戦。

草太くんも気になるけど、ここはやはり、ケージ・タナカといきましょう。

 

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第一グループの最終滑走となった、ケージ・タナカ。

6分間練習では、硬い表情でした。

演技まで時間が空くのが心配でしたが、どうでしょうか。

 

緊張で全身冷たくなりながら、観戦がスタートしました。

しかし、演技冒頭のポーズの後、いきなりパープルの手袋のアップへ。

 

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素敵な手袋の細部は見えたけれど

その後も、ケージ・タナカの頭部を中心の映像が流れる。

足元が見えないんですよねー。

 

と思ったら、今度は脚だけ、上半身だけ…といった感じのパーツ、パーツで登場(笑)。

ケージ・タナカが動いているのはわかるけど、演技がよくわかんないよー!!😅

 

配信画面の隣にみなさんのツイートが表示されるのですが、

「アップばかりで演技がわからない」「ちゃんと配信しろ」などのコメントが並ぶ。

 

どうやら、機材トラブルがあったみたいです。

女子シングルの配信が終わった後で、男子シングルの「おかわり配信」がありました。

対応に誠意がありますね。

 

気を取り直して「おかわり配信」を見ると、演技の印象が全然違いました。

 

冒頭は、何が何でも決まってほしい、4回転サルコウ。

膝から上が長いので、踏み切る前の「ハの字」がよくわかります。

 

しっかりと飛び上がって着氷!!

「片手を付いたか ?」と思ったけど、大丈夫でした。好調な滑り出しです。

 

続いて、伝家の宝刀トリプルアクセル!!

いつものように観客席に向かってドカーン…

 

といきたいところですが、ふんわり2回転に。

観客への配慮でしょうか。うーむ。

あのダイナミックなトリプルアクセルが見たかった。

 

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コンビネーションは決めてくれ~。

3回転フリップから、筋肉を使って深く沈み込んでからの~~2回転トゥ。

おっと、3回転を回避。ジャンプは若干苦戦か?!

 

しかし、ケージ・タナカには、世界屈指のステップがあります!!

 

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エッヂが深っ!!

大腿四頭筋が生み出すリズムがスタイリッシュ!!

上半身の動きが型破り!!

他の選手との違いは歴然としています。

 

本人比で、セクシーエッセンスが多少封じ込められていた気がしますが、

初戦ですからね。

年末には、セクシーだだ漏れになっていると思います。

 

このプロ、すべてが完璧だと思うのですが、世界の評価が知りたいです。

ニックさんの衣装評もお待ちしています。

 

ちなみに、ステップのスコアは、以下の通り。

  • ネイサン 5.68
  • ジェイソン 5.68
  • ケージ 5.24
  • セメネンコ 5.07
  • サドフスキー 4.79 
  • クヴィテラシビリ4.74
  • メッシング 4.34
  • ヒワタシ4.05
  • サマリン 4.05
  • イグナトフ 4.01

ケージ・タナカのステップは、ネイサン&ジェイソンに次ぐ評価です。

 

そのほかに印象に残ったのは、

草太君のキックジャンプの脚が、ものすごく高く上がっていたこと。

垂直くらい上がっていたと思います。

スピンで上げた手の指先も、残像がすごい。

そして、とても幸せそうに滑っていました。

 

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美穂子せんせっ!!

 

それから、マカール・イグナトフの変化。

最近、スタミナ不足で下半身がフラフラしていた印象だったのに、

どっしりして、骨太に。4回転を2本、ぴたっと決めてきました。

復活か?!

 

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近すぎでは?

しかし、スタート位置が、審判席に近すぎないかい?

5センチくらいしか離れていないのでは・・・。己の美しさを見せつける戦略か?

審判の採点メモが見えちゃいますね(笑)。

 

それから、キーガン・メッシングさん。スピードが、速いこと、速いこと!!

見ていて、わくわくするし心地いい。見事な4T+3TのGOEが3.12!!

カナダのエースは、やはりメッシングさんだと思いました。

 

ジェイソン・ブラウンの『シナーマン』も楽しみだったプロ。

 

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ここまで音楽を体に入れられたら、すごいとしか言いようがない。

今まで見た中で、3番目にすばらしい『シナーマン』でした。

 

そして、ネイサン・チェン。

絶対に短期間で修正してくると思ったネイサン。

失敗を繰り返さないと信じていたネイサン。

 

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はい。通常運転に戻りました(笑)

すべてが嚙み合うと、『エタニティ』の曲の輝きが増します。

その時のコンディションによって、4回転ジャンプの種類を変えられるのが、強いですよねー。4T+3Tのところの難度を上げれば、106.72はまだ伸びます。

演技が終わって、ほっとした表情のネイサン。

私も、ほっとしたー

 

フリーのモーツァルト、ステップのコリオが圧巻です。

ジャンプをすべて決めたら、神演技が来ると思います。

 

男子SPの順位を書いていませんでした。

  1. ネイサン・チェン106.72
  2. ジェイソン・ブラウン94.00
  3. キーガン・メッシング93.28
  4. マカール・イグナトフ89.79
  5. エフゲニー・セメネンコ87.71
  6. 田中刑事78.83
  7. 山本草太78.78
  8. アレクセイ・サマリン78.55
  9. コンラッド・オーゼル73.19
  10. ムマン・サドフスキー72.94
  11. 樋渡知樹72.92
  12. モリス・クヴィテラシビリ71.60


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