こんばんは。スケートカナダ、見てますか?地上波はこれからかな。
(ネタばれは、そんなにないと思います)
カナダスケート連盟から招待されて出場している、三原舞依選手。
女子SPの第一滑走に登場しました。
スケートカナダって、6分間練習のときに、選手が滑る曲も紹介するようです。
「マイ・ミハラ from ジャパーン。ショートプログラムは、クロード=ミシェル・シェーンベルク作、ラ・ミゼラブルより『I Dreamed A Dream 』を滑ります。北京で開催されたアジアンオープン2021の金メダリストです」
うぉーーー、舞依ちゃん。楽しそう。うれしそう。はずんでる。
笑顔でコーチに上着を渡して、元気にリンクに飛び出していきました。
なぜか、私が泣きそう。
後でインタビューを見たら、会場の温かい拍手と歓声、「Welcome Back Mai」の応援幕を見て、感動していたとのこと。
#三原舞依 選手
— 𝓕𝓲𝓰𝓾𝓻𝓮𝟹𝟼𝟻 (@figure365) October 30, 2021
「(本日は川原コーチだったが)いつもは中野先生の手が温かいんですけど、川原先生もあったかくて。『あったかい!』って言ったら『温めてきました』って。背中を押す時も、中野先生を研究してくださったと。なので私は思い切って跳んでいけました」
そして、演技の前、中野コーチの代わりの若い男性コーチ。
この瞳はどこかで見たことがあると思ったら、川原星さんじゃありませんか!!
しかも、「手を温めてきた」って、コーチと選手がダブルで泣かせにかかるよー😭
♪ I dreamed a dream in time gone by
過ぎた時の中で、私は夢見ていた
♪When hope was high and life worth living
望みは高く、人生には生きる価値があった頃
冒頭は、やさしく風に乗るような2A。
歓声が沸き起こる。
力むことなく、3回転ルッツと3Tのコンボ。
舞依ちゃんの顔から微笑みがこぼれる。
会場からも歓声。きゃー、わー、ふぉー。
最後のジャンプは、歌声のノビに合わせて、ストレッチの効いた着氷のフリップ。
ほんと、安定性が抜群です。
スピンは、すべてレベル4。
丁寧に感情を乗せながら刻んでいく最後のステップ。
アジアン・オープンのときよりも、表現が外向きになったように感じました。
感情を、より強く押し出しているような。
演技が終わって大歓声と大拍手。
私も一人スタンディング・オベーション😭😭
舞依ちゃんも、ガッツポーズ!!
たぶん、中野コーチも日本でガッツポーズしてると思う。
3シーズンぶりのグランプリ大会で、ほぼノーミスの演技です。
可憐さと強心臓の不思議なバランスを持ったスケーター。
美しい・・・
67.89。点は、もう少しいただきたい(笑)
でも、表現にはまだまだ伸びしろがあるし、
ジャンプも手を上げて跳ぶ練習をしているらしい。
70点台の前半くらいまでいけば・・・オリンピックも・・・
はぁ~、いい演技でした。
舞依ちゃんの周りには、いつも愛や感謝があふれている。
結局、これが、カナダが招待してくれた意味だと思うんです。
最終グループの演技は、ワリエワ、トゥクタミシェワ、コストルナヤにアリサ・リュウまで3Aを跳んで、えげつない次元の戦いだったけれど、(それもまたすばらしい)
リンクに満ちるヒューマンな空気は、
フィギュアファンが絶対的に必要としているものだと思う。
スケート・カナダは、素敵な大会になりました。
フリーも、力を出し切れますように。