こんにちは。先週届いた「フィギュアスケート 日本代表ファンブック2020」を、まだ読めていない種子島ぴーです。
表紙は昌磨、巻頭の特集も宇野昌磨独占インタビュー。
そして、別冊付録の観戦カレンダーの表紙も昌磨です。
この観戦カレンダー、とても素敵。
10月のケージ・タナカからスタートしているのがグッドです!!
昌磨は、11月と年間カレンダーにも写真が使われています。
アマゾンで購入したら、特典画像も付いていました。(メールでダウンロード先が送られてきます)
【Amazon.co.jp 限定】フィギュアスケート日本代表 2020 ファンブック(特典データ:本誌未掲載コメント&フォト) (別冊 山と溪谷)
ぱらぱら見た限りでは、内容が充実してるし写真もいい感じです。
読んだらまたご報告しますね。
さて、以下の記事は、1週間前に書いたものです。
なので、情報は新しくありません。
先日、カーニバル・オン・アイスのテレビ東京の放送を見ました。
ジャパンオープンに続いて、しみじみいい放送だったなぁ、と。
なぜ両者の放送が良かったのかと考えると、
「シンプルに演技を見せてもらえた」というのが大きいと思います。
思うに、試合には試合特有の緊張感を生み出す流れがあり、
アイスショーは、演出家が効果的だと思う流れを作っている。
それをぶった切って、流したい選手の演技だけ見せたり、
間に余計なストーリーを差し込んだり。
「視聴者が見たいのは、この選手」という決めつけや、
「気の利いた番組にしなくては」という気合が、
流れを無視した番組構成にしているのではないでしょうか。
いつのまにか私たちは、そういう試合やショーを見せられるのが
当たり前になってしまっています。
コロナ禍という特殊な状況が、試合やショーをシンプルに見せる結果につながったとしたら…
原点に戻ってくれるといいなぁと思います。
カーニバル・オン・アイスでの演技は、どの選手もすばらしかったです。
見どころ満載で、テレビの前から離れられませんでした。
私が特に心ひかれた演技をいくつかあげると…
本田ルーカス剛史選手
今シーズン、アリエフが滑ると聞いて楽しみにしていたディマーシュの「地球人のSOS」。
変更になってがっかりしていましたが、まさかの本田選手の新SPに!!
まず、うれしい驚きでした。
そして、このすばらしい曲を、音を体に染み込ませたように演じる本田選手の演技に、
吸い込まれそうになりました。
音楽によって、潜在的な表現力が、表面にひっぱり出されている感じです。
改めて、曲選びって大切ですね。
日野龍樹選手
日野龍樹選手のサンサーンス『交響曲3番 オルガン付き』。
待ってましたー!!
このプロは、昨年末の全日本選手権で魅了されて、
もう一度きちんと見たいと願っていました。
あのときは、最終滑走で帰ってしまう人がたくさんいて、
残念だったし、試合環境としても不利だったと思います。
今回は、静寂の中に響き渡るパイプオルガン。
衣装は、あのときの白いもの(あの衣装大好きです)とは違うけれど、
今回のリンクに生えるノーブルなパープルも素敵。
言葉では説明できませんが、見ながら幸せな気分でした。
ステップに入る前の「ふっ」という笑みに、「日野選手のこの演技がこの場面で見られてよかった」と心底思いました。
テレビ東京さん、ありがとう!!
山下真瑚選手
さらに、山下真瑚ちゃんの『今の歌声は』。
このプロ、すごーーく好きなんです。
真瑚ちゃんにしか滑れない曲じゃないですか?
伸びやかでダイナミックなのに、キュートでコケティッシュ。
昨シーズンは怪我で大変でしたが、今シーズンは大爆発の予感。
ジャパンオープンで見た新プロ『A Thousand Years』も、すごくいい!!
すごいスピードでどかーんと飛び込んで、ぐいーんと流れる気持ちいいジャンプも復活しているようです。
『今の歌声は』は、コリオがだいぶ変わって難しくなっているように見えましたが、
得点に反映されるといいな。
そして、真瑚ちゃんの顔が、どんどん石原ひとみに似ていく気がしています。
今年は、現地で観戦・鑑賞できませんでしたが、
テレビ放送ですばらしいものを見せていただき、感謝です。