PCR検査、全員陰性
こんにちは。種子島ぴーです。今日も寒いですねー。
全日本選手権に向けたカウントダウンが始まっていますが、
出場選手全員が、PCR検査で陰性だったそうです。
ほんとぉぉぉに、よかったです!!
結果が出るまで、選手は不安だったと思います。
同時期開催のロシア選手権は
同期間に開催されるロシア選手権では、
ドミトリー・アリエフ、アリーナ・コストルナヤが、新型コロナウイルスから完全に回復していないという理由で欠場を決めました。
ほかにも、アイスダンス欧州選手権でパパシゼを破って金メダルを獲ったシニツィナ&カツァラポフ、アレクセイ・エロホフ、ロマン・サボシンなどが欠場。
無念だと思います。
タス通信によると、ミーシン巨匠は「コリヤダとトゥクタミシェワは、健康に一定の困難があるものの、ロシア選手権に出場するつもりです。私たちはこれに全力を尽くします」とのこと。
え? トゥクタミシェワは、コロナウイルスに感染していたと思います。
人に移す危険はないけれど、後遺症を抱えている、ということか。
同じリンクのコリヤダ君は、「感染を逃れたのかな_」と思っていましたが、やはり…? または…他の健康上の問題なのか…。
今年は二人にとって、ロシア選手権と(中止が決まった)欧州選手権で、優勝するチャンスあり!!のシーズンだったので、出場したい気持ちはわかりますが…。
全日本選手権、どこで見ますか?
さて、話は戻りますが、全日本選手権が25日金曜日から開幕するので、
どこでいつ放送を見るのか、決定することにしました。
放送のスケジュールをチェックすると、みなさん、落胆していらっしゃるように、
ライブで見られるのは、CS放送や有料のFODプレミアム。
男子SPは、金曜日の12時30分~15時までです。
地上波放送は、男女まとめて19時~22時52分から放送です。
最初、「FOD【無料】 TVer」でもライブ配信になっていたので、感動しました。
会員登録をせずに、無料でお楽しみいただけるそうです。
ところが、よくよく見ると、
有料版のFODプレミアムでは16時40分まで放送される試合が、
無料版では、15時までになっています。
つまり、最終グループは見られないということになります。
番組タイトルも、「男子ショート 前半演技」となっていました。
では、19時の地上波放送まで待つのか?
実際の試合から、6時間半遅れてのスタートです。
結果はニュース速報でとっくに流れているでしょう。
SNSで実況する者あり、
演技構成や採点結果をツイートする者あり。
誰が勝つのか、どんな構成で来るのか、どんな衣装を着ているのか、滑走順による駆け引きは‥
といった試合の持つ興奮は、すでに失われています。
試合の興奮を伝えずして、地上波は何を伝えるのか?
はい、人工的なドラマです!!
試合まで数日ありますが、すでに映像は完成しています(たぶん)。
昌磨であれば、昨年のグランプリシリーズの映像、転倒シーン、キスクラでの涙、コーチなしのどん底の日々、温かいファンの声援、ステファンという最強のコーチを得て全日本選手権で4連覇。しかし、新型コロナウイルスによるリンクの閉鎖。練習ができなかった日々、試合が次々に中止に。しかし、コーチと仲間がいたから頑張れた。5連覇がかかるが挑戦者でありたいetc.
といったストーリーフィルム。仔犬2匹も入れときましょうか??
けどね、もうすぐ昌磨の演技が始まる。緊張する!! お腹痛い!!
ってときに、フランス大会の涙のキスクラ見せられても、
どーせぇっちゅうねん、って話ですよ(笑)
昌磨が廊下を走る映像よりも、私は、実際に今滑っている選手の演技が見たいです。
待合室の廊下でのウォーミングアップ風景も、あれ、好評なの?!
「えー、こちらでは、昨年のチャンピオン宇野昌磨選手が、ウォーミングアップを始めたところです」という、女子アナのヒソヒソ声。
そんなもの映すなら、一人でも多くの選手の演技を流してほしいのだが。
結局、課金
そんなわけで、特別なシーズンのフィギュアスケート界を盛り上げるために、
主要各国が、試合の無料配信を行う中、
課金しなければ、人工ストーリー仕立ての試合を見るしかない日本。
試合だからこその「一瞬のきらめき」ってやつを見たい私は、
有料のFODプレミアム、申し込みましたよ!!
フジテレビのお家芸
で、先日S-PARKで放送された「フィギュア歌謡祭」が見られたので、さっそく視聴しました。
この番組は、「今年を彩った特別な名曲」とともに、選手の想いを伝えていく番組です。
第1夜は、「~宇野昌磨~♪感電/米津玄師」。
たいへんいい内容です。
ミスがあってもチャンピオンになれた選手はたくさんいる。
おぉ、そうでした。当たり前のことに気づかされたランビ伯爵の言葉。
「♪感電/米津玄師」の歌詞ともリンクして、
曲のサビに向けての流れはオッケー!!
世界一になれた選手には、
演技の中に特別な“一瞬”があった。
と、画面が切り替わって!!
いちばん盛り上がるサビを、女子アナが歌い始めたではないか!!
そこ、歌いたくても、一番歌っちゃいけない場面ですよね!!(怒)
コントや漫才でよくある、おまえが歌うんかい!!のパターンでは?
歌がうまくないアナウンサーに歌わせてるのも、
「そのほうが面白いじゃん」というディレクターの意図が見えて、なんかヤダ。
念のため、「第2夜 ~鍵山優真・佐藤駿~♪炎/LiSA」も見てみましょう。
こちらの内容も良かった。
鍵山選手のジャンプは見ていて心地いいですし、
佐藤駿くんと日下コーチも応援しています。
「♪炎/LiSA」のサビに向けてのつかみもオッケー!!
2人の炎がぶつかる
で、画面が変わって・・・
やっぱ、おまえが歌うんかーーい!!
こういうところ、フジテレビのフィギュアスケート放送は、本当に空気が読めないというか、見る人の高揚感をつぶすのがうまい。
“塩ポエム”時代から脈々と続く、フジテレビのお家芸だ。
“塩ポエム”とは、フィギュアの中継を担当していた塩原恒夫アナが、
なんとかうまいこと選手や曲を紹介しようとして、
演技直前の崇高な時間を、トンチンカンなコメントで叩き潰した黒歴史である。
たとえば、浅田真央選手。
「ピアノの音に誘われて、のぞき見た教室に、少女の面影が舞う『ノクターン』」。
って、幽霊か!!
鈴木明子選手のときは、
「もう沈んだりしません『タイタニック』。彼女の苦労を知っていれば、ディカプリオだって手を差し出すはず」
って、足長おじさんか!!
と言う感じのコメントが、選手ごとに読み上げられていました。
全日本選手権は、クリスマスに開催されることから、
「聖夜に贈る〇〇」みたいなのが多かった気がします。
真央ちゃんの「さぁ、行こう。逆襲の『チャルダッシュ』」も覚えてるなぁ。なんだかなぁ(笑)
今も塩ポエムが続いていたら、昌磨はどんなふうに言われていたんだろう。
「涙にくれた日もあった。スケートを辞めようと思った日もあった。しかし、もう一人では踊りません。宇野昌磨が最強コーチステファン・ランビエールと舞う、聖夜の『ダンシング・オン・マイ・オウン』」
って、演歌か!!
2人の時点で「オン・マイ・オウン」じゃないところがポイントです。
よし、これでいきましょう!! (笑)