こんばんは。
橋本聖子氏、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会長に決定。
声届かず…(笑)
というか、テレビ局の手打ち感がすごかった!!
正式に決定する前のお昼の時間帯(12時前後)に、各局の報道を見てみました。
当然、「女性蔑視発言で辞めた森さんの後に、セクハラで問題になった橋本さんはあり得ないよね」という流れになるのかと思っていました。
が、セクハラ事件に触れない、踏みこまない、深入りしない空気が満ちていました。
録音していたわけではないので発言者は書きませんが、
耳に残っているセリフの一部をあげると、
- 誰が選ばれても、また叩かれる。
- 力を合わせるべきときに、なぜこんなバッシングを。
- 過去の過ちを、むしろ今回活かせるかも。
- 彼女しかいない。これほど適任の人はいない。
- あのキスをしたとかしないとかの問題でしょ?
- 選手が否定して、あの件はクリアになっている。
- (日本では終わった話)判断するのは海外だと思うんですよ。
- セクハラは、された側がセクハラと感じてこそ成立。
なんだか、狐につままれたような気分でした。
ここまで尽力してきた森前会長に対しては、発言の不用意な箇所を抜き出して袋叩きにしていたのに、同じ番組とは思えない寛容さを見せていた。
オリンピックやフィギュアスケートの放映が絡んでくるから、「これ以上は騒がない」という手打ちが行われたのかな?
そろそろ北米は朝ですが、海外の反応もこの件をスルーしていたら、かなり驚いてしまう。
森さんのときに、「あの男をカクテルパーティの席で必ず追い詰めます」みたいなツイートをしたカナダのIOC委員。あの人は、どういう反応を見せるのだろうか。
「コングラチュレーション!!」って、カクテルパーティで橋本氏にハグしていたらコワい(笑)
どうも、私の感覚は、世の中とは大きく乖離しているみたい。
セクハラ案件の火消しに回るつもりが、大量の燃料を追加で投入してしまった自民党の重鎮もすごかった。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子・前五輪相について、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界」などと評した。
「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」と主張。
「我々とも簡単にハグ。普通はなかなかしないですよ、我々も。簡単にこの人とはハグができる」などと述べた。
この発言後、竹下氏の事務所は報道各社に「正確には『男勝り』と言いたかった」と発言の「訂正」を申し入れた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/119f5db512c27c241dc060be2bdc1239aa21007b
「男みたいな性格(だから)」「男勝り(だから)」とか「別にセクハラと思ってやっているわけではない」とか、もーめちゃくちゃですがな(笑)。
「普通はなかなかしないですよ、我々も。簡単にこの人とはハグができる」って、
コメディアンかい!!(笑)
*発言切り取りの可能性があるので、慎重にご判断ください。
女性蔑視発言で森さんを辞めさせ、
選考過程が不透明だからと川淵さんに汚点を付け、
最終的にセクハラで問題のあった人を不透明な選考で選ぶ。
だったら、森さんのままでよかったのでは?
摩訶不思議な世界ですが、フィギュアスケートを愛する一人として、同じような目に合う選手が出ないように、声をあげたことに後悔はありません。