宇野昌磨を応援している人にとっては、
ちょっぴり切なく、心落ち着かなかったであろう昨夜。
私は、有料ライブ配信を申し込んでいたものの、
帰宅したときは女子の紀平選手の演技がスタートした時点で、
開会式や公式練習は、見られずにいました。
今朝の東京は、曇りながら、晴れ間もちらほら。
落ち着いてアーカイブ配信を見直してみました。
開会式のあいさつで、外国の役員の方が(すみません。どなたか存じ上げません)、
「無観客の試合にも疲れたこの時期に、もっともすばらしい観客の前で試合ができることをうれしく思います」というようなことを、おっしゃっていました。
そして、各国選手の入場。
みんな、本当にうれしそうで、喜びに満ちていました。
日本チームが、一番テンションが低かったよ!!
チームのブースを通りすぎて言っちゃうし(笑)
それを見て、国別対抗戦が開催できて、本当によかったと思ったし、
新型コロナ対策が成功して、無事に終わってほしいと、強く強く思いました。
会場の設営や運営をされている方には、心からの感謝をお伝えしたいです。
そして、海外の選手は、飛行機を乗り継いで、20時間、30時間かけて来日した人もいると聞きます。
私だったら、それだけで疲労困憊なのに、
オープニングセレモニーの準備をして、仲間を盛り上げて体力使って、
今シーズン初の試合に挑む選手もいる。
もう、尊敬しかないです。(ナム君、あなたはえらい!!!転倒してもどんまいだよ!!)
そして、昌磨。
sennaさんのブログによれば、超アップロードチャンネルで、
「ステペン先生と共にあることへの言葉をステペン先生と全宇野選手ファンに届けたい。」と言ったのかな?
そのステペン先生が、飛行機を乗り継いで、日本に駆けつけてくれています。
昨日の昌磨の演技後は、キスクラで静かに何かを考えているように見えました。
そして、今朝の公式練習。
3A+4Tに何度もトライする昌磨を、「真剣×真剣×真剣×祈り」な表情で、撮影するステペン先生。
たぶん、「この試合で何を得るか。持って帰るか」を、2人は話し合っていると思う。
この大会で、点数だけ見れば不調で、
いろんなことを言われてしまうであろう昌磨を、
靴が合わなかろうが、リンクに出て行って鬼構成のプログラムに挑まなければならない昌磨を、
私は助けてあげることができません。
それでも、どんな結果でも、宇野昌磨の演技や試合運びに失望したことは一度もないので、今回のフリーでも、失望しない自信があります。
「ステペン先生と共にあること」を、昌磨自身が、誰よりも示したいと思っているはず。
昌磨とステペン先生の「真剣×真剣」が実を結ぶことを祈って、
なぜかとっても心穏やかです。