「ステファンに会いたい」
「ステファンが好き」
「ステファンがあんなに喜んでくれたのがうれしい」
この一年、昌磨の口から何度、
“ステファン”という名前を聞いただろうか。
Emmaちゃんが昌磨との再会を待ち焦がれていたように、
昌磨もステペンと離れていると寂しそう。
私としては、Emmaちゃんが昌磨にジャンピング・キスをするように、
昌磨もステペンと結婚しちゃうしかないんじゃないかと思うわけですが、
そこには当然、デニス・ヴァシリエフス&島田高志郎というアルプス山脈が横たわっているわけで…道のりは、やや険しそう(笑)
2019年シーズンの前までは、昌磨はいつも上り調子で、
誰も彼もが昌磨の演技を絶賛するライジングスターでした。
で、私の耳も、甘い言葉に慣れっこになっていました。
でも、紆余曲折のシーズンに入ると、厳しい意見や批判の声も聞こえてきます。
先日、This&Thatのデイブが「国別対抗戦の公式練習での昌磨の態度がよくない」と指摘していました。
ジャンプで転倒したあとに、デロ~ンと氷の上に寝転がっているのが、真剣味に欠けると映ったようです。それについて、ゲストもコメント。
「転倒した後、何が悪かったのか考える時間は大切なのでは?」と思いつつ、私の心はちょっとザワザワ。
一方、相方のジョナサンは、「昌磨は演技中に超集中しているから、エネルギーのオン&オフでバランスを取っているのでは?」とフォローし、「そうだ、そうだ!!」とうなづく私。
デイブが悪いわけではなく、昌磨をめぐる言葉に、一喜一憂しそうになる自分がいる。
海外実況に、「うーん、ジャンプが…」みたいなことを言われると、
「スケート靴が壊れて新調したばかりだってことも、わかっていただきたい」などと思うわけである(笑)
でも、私がマッテオ・リッツオやモリス・クヴィテラシヴィリの全事情を把握していないのと同じで、
みんなにすべてをわかってもらおうなんて、土台無理な話です。
モンスターにならないように、気を付けねば。
だけど、ある映像を見て、すっきりさわやかな気分になりました。
それは、フリーの演技後。
舞台裏でステファンコーチが昌磨をガシッと抱きしめて、
言葉をかけている映像です。
詳細に書くことはできないのですが、大まかにお伝えすると、こんな感じです。
「君は戦った。いいかい、君は戦ったんだよ。
タフなシーズンだったけど、共に頑張った。
来シーズンはもっとよくなる。一生けんめい練習しよう。」
ステファンコーチがあの言葉をかけた瞬間が、
昌磨の今シーズンが終わった瞬間だと感じました。
外野が何を言ってもいいし、
ファンやファン以外の人が、どう思ってもいい。
共に戦ったステファンさえわかっていてくれれば、
2020-2021シーズンは、実りあるシーズンだったのだと思う。
おまけの二言、三言、四言
赤ちゃん犬のバロン君より、
ダボダボパジャマを着た昌磨の萌え袖のほうが、
かわいいと思う。
国別対抗戦で銅メダルを獲得した日本チーム!!
昌磨先生の安定の「メダル持ち名人芸」が光っていた。
テーブル上のメダルを、選手たち自ら首に掛け合う場面で、
なぜか、メダルよりも黄色い花束が欲しかった昌磨さん。
それ以前に、入場するとき、テーブルにつまづいたような気もしたが…
さて、昌磨はもう横浜に着いたかな?