こんばんは。飯塚杯、げんさんサマーカップがはじまり、週末にはプリンスアイスワールド大分公演。テレビではオリンピック後半戦が、宴もたけなわ。
ということで、 短かったTHE ICE2021の記憶は、薄れゆく人も多いと思います。
そんな中、今さらですが、鳥肌が立ったプロ、心が震えたプロを書き留めておきたいと思います。
ただ、今回の公演では、良くなかったプログラムは一つとしてなく、
かといって全てを書くには熱帯夜過ぎるので、一部をピックアップさせてください。
そういえば、山下真瑚ちゃんの 新SPは、Sarah McLachlan(サラ・マクラクラン) の『 Angel』でした。やっと分かってすっきりしました。
そして今回の記事も、写真はありません!!
北京OPの次は、ぜひペアへ!!
最初の鳥肌プロは、宮原知子&刑事田中によるスペシャルコラボレーション『ロミオとジュリエット』です。
ジュリエットのふんわり衣装で、ロウソクを手にした宮原選手と、
胸元がざっくり開いた中世風の衣装に、
これまたロウソクを手にしたケージ・タナカ。
ライトがついた瞬間、もう素敵、瞬時に素敵、限りなく素敵 !!
二人をペアにしようと思いついた人、天才です。
この身長差、体格差 は、「ペアにしないでなんとする!!」という感じでした。
練習時間は短いはずなのに、リフトやデススパイラルも披露して、びっくりしました。
しかも、表現力に定評がある二人です。
いい!! すごくいい!!
北京オリンピックの後、ぜひぜひ、ペアを組むべきだと思います。
(もしかして、すでに決まってる?!)
アイスダンスとペアとどちらがいいのか…
この二人であれば、高度なジャンプもお手のものかもしれないし、
ジャンプの緊張から解放してあげたい気もするが…
どちらにしても、息をのむような『ロミオとジュリエット』。
THE ICEの歴史に残りそうなコラボでした。
草太くん、これは…
なんでしょうか。これは。
美しいとしか言いようがない世界でした。
まず、美しく上質そうな黒シャツに目がいきました。
「そこ?」って思われるかもしれませんが、「そこ」なんです。
これほどまでに、全身ブラックを美しく着こなした人がいたでしょうか。
次に、所作の美しさに目がいき、
マイケル・ボルトンがハスキーボイスで歌い上げる切ない『イエスタディ』に胸が締め付けられ、
一蹴りで誰よりも進むスケーティングに心を奪われ、
思い切りよく踏み切った3Aでスタンディングオベーション。
「オープニングの選手紹介から満面の笑顔だった理由は、これだったのか」と。
3Aの次にこれまた美しい3Tを着氷。ほーーーーっ(溜息)
最後のルッツで転倒しましたが、転倒までも流れに乗ってスッと美しかったです。(ジャンプの種類が違ったらすみません)
最後のステップは、もう、なすがまま、なされるがままの草太ワールド。
はぁ~すばらしかった。
試合でも、黒シャツとライト、プリーズ(笑)
舞依ちゃん、なぜこの曲を?
草太ワールドの余韻がさめぬまま、三原舞依ワールドに突入。
曲は、『I dreamed a Dream』。
新SP。これは、号泣、号泣、号泣プロですね。
どんな曲で演じても、信じられないくらい上手い舞依ちゃん。
しかし、「なぜこの曲を選んだのか」「まさかラストシーズンじゃないよね?」などなど、様々な思いがめぐってしまう曲わ聞きながら、渾身の演技に見入る。
両腕と背中に鳥肌が立ち、ブルっと震えました。
この『I dreamed a Dream』は、誰が歌っているのかな。
ドラマ『glee/グリー』で、イディナ・メンゼルとリア・ミシェルが母娘で歌ったバージョンかな…と思うのですが、定かではありません。
怪人で大化けの予感
佐藤駿くんの新FP『オペラ座の怪人』。
全身 キメにキメた衣装からして、気合が違います。
彼がジュニアグランプリファイナルで優勝したシーンを見た時から、密かに応援しています(ひそかである必要はないわけだが…)。
スターズ・オン・アイスでのボーカル入りEX『Headlight』も、面白い挑戦でした。
この『オペラ座~』も、ジャンプをガンガン跳びつつ、
アイスショーとは思えない攻めの演技で、怪人だけに大化けするのでは…と感じました。
すでに、すごい選手ではありますが。
あのエキシが新SPに?!
ケージ・タナカの『シン・エヴァンゲリオン』。
エキシで見て、コリオも音楽も衣装もケージ・タナカも、
何から何までパーフェクトだと思って興奮した記憶があるのですが、
あれが新SPになったってことですよね?
いいと思う!!とても彼に合っているし。
今シーズン、何度も見られると思うとうれしすぎます。
曲名を聞かなくても、感じた。
坂本花織選手の新 SPは、今回初めて見ました。
先入観なく見ながら、母性と戦士の勇猛さの両方を感じたんです。
まさに、かおちゃん!!
で、そういえば映画『グラディエイター』をやると聞いていたな…と思い出しました。
しかし、タイトルは『 Now we are free.』。
フィギュアでよく使われる場面の曲ではないと、わかりました。
解放感と壮大さと力強さを感じさせる曲は、まさに、かおちゃん。
さすがリショーさんは、かおちゃんをわかってますね。
ほかにも、友野君の『ニュー・シネマ・パラダイス』、
本郷理華さんとのコラボ『リバーダンス』、
新葉ちゃんの『プリマベーラ』など、鳥肌が立って魅入った演技はたくさんあったのですが、長くなったのでこの辺で。
おやすみなさい。