オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

これは…行けるんじゃない?!

こんにちは。

村元哉中&高橋大輔組の初戦、

レイバーズ・デイ・インビテーショナルの

FD『ラ・バヤデール』ご覧になりましたか。

 

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YouTube PrintScreen:Gabriele Photo LLC

 

ふぅぅーっと肩に力を入れて見始めましたが、

途中から、落ち着いて演技を見ている自分に気がつきました。

 

なんだろう、この安心感は?

 

昨年の全日本選手権は、一つ一つのエレメンツを丁寧に緊張感に満ちて演じていく二人の一挙手一投足を、

私のほうがガラスの心臓と化して、緊張して見つめていました。

 

今思うと、ドミノ倒しが無事に成功するかどうかを祈るときのようでした(笑)

 

しかし、それゆえに、

泣きたくなるほどに繊細で詩的な『ラ・バヤデール』を堪能できたわけですが。

 

今日見た『ラ・バヤデール』は、

すべてのエレメンツがなめらかにつながっていて、

堂々と自信に満ちて演じているように見えました。

 

時折、「はい、そこのあなた見てますか?」というように、

画面のこちらにピタッと視線を送ってくる。

 

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YouTube PrintScreen:Gabriele Photo LLC

 

パソコンの画面に、全日本の演技と今日の演技を並べて、

何度も動画再生してみました。

 

ローテーショナルリフトの位置とか、構成が変わった箇所もありましたし、

スピンやリフトを、難度の高いものに軒並みチェンジしたりしていましたが、

 

シロウト目にもすぐにわかる変化は、ツイヅルでの二人の距離でした。

全日本の半分以下になっていましたよ!!

あー、びっくり。

 

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撮影角度が違うことを差し引いても明確

 

そして、確信に満ちてターンするツイヅル。

身体を密着させてのスピンは、速度が速くなっていました。

 

大好きなワルツステップの部分は、相変わらず絵巻物のように甘美。

 

点数はどのくらい変わったのか、比較してみました。

こちらが全日本のとき。見にくくてすみません。

 

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そしてこちらが、今回のもの。

 

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技術点が43.8⇒72.45

プログラムコンポーネンツが41.22⇒57.25

トータル84.03⇒129.70

 

ジャッジや大会の規模、参加者が違うとか、

そういうことは一切抜きにして、演技が別物でした!!

技術点をここまで上げてくれば、誰にも文句は言わせませんゼ。

 

プログラムコンポーネンツを見れば、

ジャッジのみなさんが、『ラ・バヤデール』に魅了されたことは明らか。

 

この点数を単純にグランプリ大会や世界選手権にあてはめることはできないけれど。

 

これは・・・行けるんじゃない??

ねぇ?


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