(注意)ネタバレ、結果バレも含まれるので、
スケートアメリカをこれから観戦する方は、引き返してくださいな。
こんにちはー。
スケートアメリカの男子フリーと表彰式を見終わって、大興奮の種子島ぴーです。
宇野昌磨選手、銀メダルおめでとうございます!!
感想がどうとかいうよりも、昌磨の演技の途中からずっと手をたたき続けて、
その次に滑ったヴィンスのときも手をたたき続けて、腕が痛い(笑)。
試合を見終わって腕が痛いのは、観客冥利につきます。
高難度ジャンプ構成の中、エネルギー消耗の激しいコリオに、
全力で挑んでいく昌磨が、めちゃめちゃかっこよかったです。
終わってキスアンドクライで、
「ぐあーーっ」ていう昌磨の叫び声が聞こえたけど(笑)、
やれることはやったけど悔しさもあり・・・ってところでしょうか。
ステファンも、興奮しているようでした。
さて、6分間練習に登場した昌磨は、平常心のときの顔をしていました。
これは、いい感じ。
4回転ループにトライして、これは転倒。
フリーについては、「ループとフリップを失敗しても、そこから崩れずにどう演技をするかがポイントだ」みたいなことを話していましたよね(大まかな話で申し訳ない)。
今日のループの手ごたえは、半々といったところか。試合運びが楽しみです。
6分間練習を終えてリンクから上がった昌磨は、
今日はお手手ではなく、ステペンの腕につかまってエッジカバーを付けていました。
さーいよいよ。昌磨は、5番目の滑走です。
私は、「昌磨の試合運びを、しかと見届けたい」という想いが強いので、
昨日のショートと違って緊張せずに見られました。
なーんてね。うっそー。
きゃー、助けて~
今日は、最初から立って観戦(笑)
衣装は、ブラックバージョンです。
ファーストジャンプは、4回転ループ。
着氷で手を付いたけど、回り切っていたと思う。
減点は最小限で、ほっ。 とか考える間もなく、4回転サルコウ。
どうだ? おっと両足着氷だ。ちょっと跳び急ぎ?
続いて4T!! からの~・・・2Tさん!!
んー。しかし、ここはパワー配分を考えると、2Tでよかったのかも。
空を切るような3Aは、どきっとしたけど、柔らかい膝で流れていきます。
ふぅ~ 前半は、肩に力が入って見ていたので、
雄大なスプレッドイーグルで、私も呼吸を整え(笑)、後半へ。
4回転フリップは、深い着氷でこらえた~!!
畳みかけるように、もう一度、4T+2T。大きく加点。
観客席からもキャーと悲鳴が上がります。
ここからはもう、ずっと手をたたいていました。
感動なのか応援なのか称賛なのかわからない。
とにかく、しあわせならみんなで手を叩こう!!
3連ジャンプは最後の着氷が危うかったものの、
フリーレッグをぐぃぃぃんと回して踏ん張る昌磨。執念ですね。
天使のコーラスを挟んで、火山大爆発なステップシークエンスが始まりました。
「心の中に強く火がともっている」と話していた昌磨。
ステペンはかって、「昌磨は、まるで火の玉のようです。この火の玉には加速するエネルギーがある」と語っていましたが、ほんとに“火の玉ショーマ”です。
会場に熱風を起こすがごとく、駆け抜けていく昌磨。
うぉぉぉぉぉーっと、観客も大声援。
あー、あの空間に私も行きたい。
そこからは、会場に「ひゃー」「きゃー」「ふぉー」という声が響き渡り、
たたたたー、じゃん♪というフィニッシュと共に、大歓声とスタオベです。
昌磨は、すべてを出し尽くしたように、天を見上げている。
ステペン、リンクサイドでスタンディングオベーション。
最初から立っているけども(笑)
私も、一人でジャンピング・スタンディングオベーション。
すべてを出し切った昌磨の顔。
これが見たかったんです。
181.61
銀メダルおめでとう~!!
スケートが好き。もう一度トップで戦える選手に…
という本人の想いに、結果もついてきて本当によかったです。
表彰式での昌磨は、安定のメダル持ち名人芸を披露。
しかし、英語は名人芸ではないので、カメラマンさんが「マスクはずして」とか「あっち行って」とかリクエストを出すのですが、聞き取れず。
隣のヴィンスの表情を必死に読み取ろうとしていたのが、キュートすぎる♡
2018年ファイナル以来となるGPでの表彰台。「正直、もちろん2位という順位になれたことは光栄に思います。これだけレベルが高い中でこの順位、成績を残せたことはすごいことだと十分に承知している」としながらも「自分の求めているレベルまで自分がまだ到達していない現実を改めて再確認しました」と率直な思いも語った。
(スポニチ アネックス)
昌磨のこのコメント、すごくよくわかります。
でも、アイスショーで初めて『ボレロ』を見てから数か月で、
4回転をこんなに入れてまとめてくるなんて!!
ジャンプ以外の部分のクオリティは、普段どおりを再現していたのもすごい。
こんなにしあわせな気持ちでシーズンをスタートさせてくれたことに、
昌磨ファンとして、ありがとうを言いたいです。
おめでとう、昌磨!! ありがとう!!