*ネタバレ、結果バレ注意
おはようございます。イタリア大会女子が終わりました。
三原舞依選手、またまたやりました。ノーミスでパーソナルベスト更新。
総合4位です。
宮原知子選手も、ノーミスの『トスカ』で観客を熱狂させました。
三原選手、一試合一試合、パーソナルベストを更新していくなんて、
とんでもなくすごいことです。
プログラムと同じように、翼を広げて、どんどん飛翔していきます。
あり得ないことを現実にしてくれる強さ。
毎回、見ながら鳥肌が立って、涙が出そうになる。
なぜだろう。
演技が終わって、笑顔でぴょんぴょんとジャンプ。
点数が出て、「やったー」。
この短期間に、何度も同じシーンを見せてくれた舞依ちゃん。
ここで表彰台に乗って、北京へ弾みをつけてほしかったけど、
最終滑走のベルギーのルナ・ヘンドリックスが、すごすぎました。
4回転を入れた構成のアンナ・シェルバコワとマイア・フロミフは別次元として、
ヘンドリックス選手は、凄味があって、失敗する感じがまったくしませんでした。
猛獣味も感じます。
アルペンスキーの選手みたいな体型で、体幹もすごい。
前からいた選手で、特別なコーチに見てもらっているわけではなく、
今は、元選手のお兄ちゃんが見ています。突然変異?!
世界選手権で5位になって、みんなをびっくりさせましたが、
実力は本物のようです。
フィギュアに力を入れていないと言われるベルギーで、グランプリ大会初出場でメダル。キスクラで感動して泣いていました。ロシア選手よりインパクト大でした。
三原選手は、ロシア勢が表彰台を席巻する中で、
2試合とも日本人最高の4位に入ったのは、北京へ向けてポイントが高いと思います。
国際大会での勝負強さもアピールできたと思います。
また氷の上に戻ってきてくれて、「頑張ってほしい」などとおこがましいことを思っていましたが、反対に私が力をもらっています。
妖精のようなはかなげな雰囲気と、強靭なハートのギャップに磁力あり。
すばらしいグランプリ2試合、おめでとう!!
連戦お疲れ様でした。