オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨選手、GPファイナル出場へ

こんばんは。ロステレコム杯で、グランプリシリーズ大会がすべて終了し、ファイナルへの出場選手が決定しました。

 

宇野昌磨選手は、もちろん、男子シングル部門に入っています。


ほとんど確定していましたが、正式な通知を得て、一段とギアが入っているのではないでしょうか。

 

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Uno1ワン チャンネル宇野樹より

 

それにしても、グランプリファイナルの現地に行かれる方、うらやましいです。
コロナ禍以来の、最高に豪華な布陣。特に、男子シングルは、私の好きなスケーターが勢ぞろいしています。(アリエフ除く)

 

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グランプリ各大会の順位によって、1位15 P、2位13 P、3点11 P、4位9 P、5位7 P、6位5Pが与えられますので、この6名です。

  1. 鍵山優真(日本) イタリア1位、フランス1位=30P
  2. 宇野昌磨(日本) アメリカ2位、NHK1位=28P
  3. ビンセント・ジョウ(米国) アメリカ1位、NHK2位=28P
  4. ネイサン・チェン(米国) アメリカ3位、カナダ1位=26P
  5. ミハイル・コリヤダ(ロシア) イタリア2位、ロシア2位=26P
  6. ジェイソン・ブラウン(米国) カナダ2位、フランス3位=24P

はぁ~、これが東京であったなら、何がなんでも駆け付けたいところだが・・・
佐藤駿選手は、22Pで補欠でした。残念。


コリヤダ君が、イタリア大会2位で13P持っていたので、
ロステレコムで4位以下だったら、駿君がグランプリ進出でした。
でも、それはなかったかなー。

 

一方女子は、ロシア5人の中に、日本代表の坂本選手が一人。

囲まれる感じになりますが、日本開催なので、かおちゃんも心強いと思います。

 

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  1. カミラ・ワリエワ(ロシア)カナダ1位、ロシア1位=30P
  2. アンナ・シェルバコワ(ロシア)イタリア1位、フランス1位=30P
  3. エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)カナダ2位、ロシア2位=26P
  4. 坂本花織(日本)アメリカ4位、NHK 1位=24P
  5. マイア・フロミフ(ロシア)イタリア2位、ロシア3位=24P
  6. アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)カナダ3位、フランス2位=24P

 

そして、ペアで、三浦璃来&木原龍一組が、日本人同士のペアとしては初のグランプリファイナル進出となりました。

 

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ついに、歴史の扉を開いて向こう側へ出た二人。

演技中の木原選手の意味不明な笑顔に、なぜか条件反射的に泣けてくる私。

ファイナルでも、世界中にしあわせを届けていただきましょう!!


他には、ミーシナ&ガリアモフ(ロシア)、スイ&ハン(中国)、タラソワ&モロゾフ(ロシア)、ボイコワ&コズロフスキー(ロシア)、パブリュチェンコ&コダイシン(ロシア)。

 

ロシア勢が4組。ペアはこれが普通かな。
璃来選手は、憧れのスイ&ハンと同じ舞台で競うことになりましたね。


パブリュチェンコ&コダイシンは、ロステレコムのSPでトップでしたが、投げ技がすごい!! 曲『Be Italian』のせいもあるのか、サーカスの雰囲気があって楽しいです。

 

アイスダンスも、豪華な顔ぶれです。
チョック&ベイツ(米国)、パパダキス&シズロン(フランス)、ギレス&ホワリエ、
シニツィナ&カツァラポフ(ロシア)、ハベル&ドノヒュー(米国)、ギニャール&ファブリ(イタリア)

 

ロシアは、優勝候補のシニツィナ&カツァラポフだけしか入っていません。意外…
ステパノワ&ブキンは入っていませんね。残念…


ダイアナ・デイビス(エテリの娘)とグレブ・スモルキンも入ってなくて、ほっとしました(笑)。

ロシアの信ぴょう性の薄い記事に、「ダイアナ・デイビスとグレブ・スモルキンは、北京オリンピックに行くことになっている。ステパノワ&ブキンを差し置いて」と決定事項のように書いてあるものを見ました。ちょっと、ドキドキ

 

また別の信ぴょう性の薄いロシアの記事には、「女子シングルは、ワリエワ、トゥクタミシェワ、シェルバコワを北京に送ることがすでに決まっている」と書かれていました。

 

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この3人を覚えておいてください。

本当なら怖いし、「怪我の回復につとめているトゥルソワ選手はどうなるんだ?」って話もありますが、トゥクタミシェワにオリンピックに行ってほしい人はたくさんいると思うし(私も)、難しいところです。

 

ロシア男子・女子も、日本男子・女子も、優れた選手が多すぎて、オリンピックの枠が足りないですね。
日本のアイスダンスもそうですが、1枠しか出場枠がない国も、いろいろと心が痛いですし。

せめて、オリンピック団体戦と個人戦で出場者をわけてほしいです。
ソチでも平昌でも、一人または同じペアが計4回も演技をしているケースがあって、
いくらなんでも疲労度が不公平すぎるし、だったら団体戦と個人戦で選手をわければ、あと2人ずつ増やせるのでは・・・。

 

たとえば、団体戦に中国が出るとすれば、盲腸を抱えたボーヤンが、個人と団体戦で計4回演技をするの??

そんな無茶な!!

でも、個人よりも国家を優先する国の場合は、エースが団体戦に出て、個人戦に出させてもらえなかったりするかもしれないので、それはそれで悲劇を生むのかな。

 

ということで、各国のオリンピック出場者選考にも影響を与えるグランプリ6大会が終了。
これまた、各国のオリンピック出場者選考にも影響を与えるグランプリファイナルが、12月9日金曜日からスタートします。

そろそろ、表彰式とエキシビションが始まります。


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