オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨「このプロで選考から落ちることがあっても」

こんばんは。グランプリファイナルが中止になって、まだ若干、気が抜けているので、散歩に出かけて太陽を浴びてきた種子島ぴーです。

 

さてさて、本日の<BSフジスポーツセレクション>『フィギュアスケートTV!』は、内容がとても充実していました。

宇野昌磨選手と田中刑事選手のインタビューがあり、

かなだいのワルシャワ杯の演技も、かなり長く流してくれました。演技を撮影したアングルが違うと、結果がわかっていてもドキドキしますね。

 

全日本ジュニア選手権やエリア大会の様子も、時節から感動の場面がいくつも。

 

特に、試合の日が受験と重なった三枝知香子選手が、新幹線を降りてダッシュして、演技開始時間に遅れながらもリンクに到着するシーン。

記憶があいまいですが、「遅刻3分で減点5点。それでも大会に出たい」みたいな説明がありました。

協力したコーチや関係者も涙。中野コーチや満知子先生、美穂子先生も「よかった、よかった」みたいなシーンに、関係ない私も涙😭

マイナス5点って大きいと思うのですが、点数に関係なく試合に出たいと…うーん。GPファイナル中止のことを、また考えちゃいました。

 

そして、宇野昌磨選手のインタビュー。(10月に収録されたもの)

昌磨史上最高難度に挑戦する『ボレロ』について主に語っていました。

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『フィギュアスケートTV!』より

印象に残った内容は、

  • 『ボレロ』は、滑りやすさ(や点の取りやすさ)を考えて振り付けられてはいない。
  • いい演技になるかどうかは紙一重であることを、昌磨も認識している。
  • 全日本はハイレベルの戦いで、オリンピック選考は、誰が残っても落ちてもおかしくないと思っている。

 

そして、昌磨のこの言葉。

 

『ボレロ』をやることによって、大きなミスを全日本選手権でして、(オリンピックの)選考から落ちる可能性もある。それでも僕は挑戦したい。

 

ここまでの覚悟を宇野昌磨選手が持っている。それを聞いて、私の昌磨への期待が一段と高まっています。

 

インタビュー部分を書き起こすと、こんな内容でした。

シーズン序盤でここまで自分を追い込むと言うか、自分の練習が充実できているって言うのは、例年にない自分の出来なんじゃないかなと思うんですけど、

シーズン序盤・終盤に関わらず、今ベストを目指して練習しているんですけれども、まだ自分の目指すベストに、もう2、3歩届かない。と言うか、やはり今やっているフリープログラム…(『ボレロ』の練習映像が流れる)

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『フィギュアスケートTV!』より

どうしても先ほどの練習でも、最初の二つのジャンプを成功させるのに、何度も何度もやり直さなくてはいけない。あれをやり直さずとも、ある程度まとまるようにできるようになるのが、今年の僕のフリープログラムの目標地点なので、

今年のフリープログラムは、本当に紙一重の上手くいけばすごくいい演技をするかもしれないし、うまくいかなければひどい演技をするかもしれないっていう状態なのが、今の僕の出来なのではないかなと思っています。

(振付について)

ステファンコーチの試合の振付が初めてなんですけど、切り返しが多いんですよ、すごく。

スピードゼロから滑り出すとか、右に回ってて急に左に回るとか、そういうのがとても多いので、ギリギリなんですよ、ずっと曲が。

だから、いろんな部分で構成も大変ですし。でも、毎日限界までやって、家に帰るときに本当に体がきついと、本当に充実感があるので、(そうやって)毎日過ごしてます。

このシーズンを通して、最後には必ず自分の求めている ベストなコンディションにするというのが目標です。

今が僕がスケートをやってきた中で一番ジャンプが調子がいいと言うか、仕上がっているシーズンだからこそ、そんな自分に期待…自分で自分に期待しているんだと思います。

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『フィギュアスケートTV!』より

(全日本に向けて)

どうなるか本当に分からないと思っています。僕に限らず、それこそ一つの失敗で全然ひっくり返るレベルの高さで皆さんやっているので、誰が落ちても誰が破れても、全然おかしくないのかなっていうのが 僕の正直な感想です。

このプログラム(ボレロ)をやることによって、大きなミスを全日本選手権でして、(オリンピックの)選考から落ちるっていう可能性も絶対あると思うんですけれども、それでも僕は挑戦したいですし、せっかく今シーズン、今までにない調子で練習が出来、試合に挑むことができる、この機会を逃したくないと言うか、自分がどこまでやれるのか、自分でも見てみたいっていう気持ちも込めて、どんだけ失敗しても挑戦するっていうのは、やめたくないと思っています。

 

他のインタビューでも話していましたが、オリンピックが目標ではないんですね。

選考のために安全策を取るのではなく、今の自分の可能性を追求したいと。

もっとも、これだけレベルの高い選手が出てきている中で、安全策を取れば、取り残される可能性もありますよね。

全日本選手権が楽しみだし緊張してきました。

私は、試合会場で座って見ていられるのだろうか…(笑)

 

そして、今日も「Uno1ワン チャンネル宇野樹」に動画をアップしてくれています。 

最後のほうに、長めの練習動画を紹介してくれています。

 

www.youtube.com

 

一人でもくもくと練習するのって、大変だと思う。

大きな試合が直前で中止になっちゃったし。

 

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Uno1ワン チャンネル宇野樹より

 

でも、私たちが昌磨の練習を見ています。

何千、何万という応援団が、昌磨の練習の一挙手一投足をぐいぐい見てますよ。

というのは、伝わるといいな。

 

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でも、怪我だけは…本当に怪我だけは気を付けて!!

も~、ほんとに勘弁してください😂😂

悔いなく幸せに、全日本選手権を迎えられますように。


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