オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

アイスダンス、女子のオリンピック選考のもやもや

こんにちは。オリンピック代表選考の結果を見て、

どんよりしていた昨夜。

 

「結果は出たのだから、選ばれた選手を応援しよう」。

「選手たちはもう、前を向いている」。

 

そう考えるのが、好ましい姿であるのはわかっています。

でも、私は、いい人ではないので、

今日だけ毒吐かせてもらっていいですか。

 

前提として、私は、村元哉中&高橋大輔組と三原舞依選手のオリンピック出場を望んでいた立場です。

 

個人ブログなので、書きたいことを書きたいとは思うものの、

読んでくださっている方も多いので、

毒をかぶりたくない方、嫌な想いをしたくない方は、ここから引き返してくださいな。

 

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「なぜ、こんなに納得できないのか」を考えると、

まずは、アイスダンスの代表が、

オリンピックと世界選手権で分かれている不自然さ。

 

選んだほうの組が、本当に村元哉中&高橋大輔組より優れていると思うなら、

どちらもその組を代表にするべきなのでは。

 

なぜ?

 

本当は、村元&高橋組のほうが世界で通用するとわかっているのではないか。

でも、オリンピックの団体戦を念頭にバックアップしてきた組を、

オリンピックに行かせてあげたい情がある。

 

しかし、これで村元&高橋組に辞められてしまったら、

アイスダンスがまた下火になってしまう。

ファンも散って、お金も入らなくなるだろう。

 

ファンからの批判やブーイングも怖い。

世界選手権の代表を村元&高橋組にすれば、丸く収まるのではないか。

 

報道の見出しは、「かなだい、オリンピック落選」ではなく、「かなだい、世界選手権出場へ」でお願いしてはどうか。

 

そんな背景を妄想し・・・

結局、かなだいが、日本のアイスダンスの底上げに使われただけのような気がして、やるせなかった。

 

日本のアイスダンスを4年間けん引してきた…と言われましても。

スイッチが入ったのは、村元&高橋組が現れてからですよね。

 

ごめんなさい。選手を批判したいわけではないんです。

ライバルが現れて頑張るのは当然のことです。

一部の報道の持って行き方に、黒い感情がわいているだけです。

 

いっそ、大差をつけて全日本選手権で優勝してくれていたら、私もすっきりしたと思います。

かなだいの転倒による減点2より、少ない差での勝利なもので、

「点数的にも逼迫(ひっぱく)していた」(フィギュア強化部長談)と言われても…。

 

「逼迫じゃなくて拮抗だろう」と、みなさんツッコんでいると思いますが、

逼迫していたのは、選考委員の方々でしょう。

 

そして、女子シングル選考に突如浮上した「さまざまな議論の中で、大きなファクターとして『次世代』」(フィギュア強化部長談)。

強化選手選考会ならわかるのですが、そんな理由はありですか?

 

選ばれた選手に何か言いたいわけじゃないです。

そこは、絶対に誤解しないでください。

 

私は、三原舞依選手が選ばれてほしいと思っていたので、

突然の「五輪に向けて、若い世代に頑張っていただくことも選考に必要じゃないかとなった」(フィギュア強化部長談)に、びっくりしたんです。

 

ただでさえ、選手寿命が短いことが問題視されている競技で、22歳(三原)、23歳(宮原)の選手を世代で不利にするってどうよ?

 

「実力が拮抗しているから村元&高橋組を世界選手権へ派遣」なら、

三原選手も世界選手権に派遣するべきなのでは?

 

結局のところ、私のもやもやは、説明に納得がいっていないことだと思う。

推している選手が落選した場合、ファンが納得することはムリだと理解しています。

 

でも、せめて!!

議論が白熱することや、みんなに質問されることは100%わかっていたのだから、

選考理由を文書か何かに整理しておいて、一貫性を持った説明ができるようにしたらよかったのではないかと思う。

 

質問されて口頭で答えるから、

選考軸がブレブレに聞こえて、混乱が黒い感情を生んでしまいます。

 

日刊スポーツの記事は、かなり食い下がって聞いてくれていると思います。

フィギュア選考理由 女子3枠目は河辺愛菜「五輪へ若い世代必要」一問一答 - フィギュア : 日刊スポーツ

 

村元哉中&高橋大輔組の、オリンピック代表に選ばれなかった後の言葉が、さわやかすぎて強すぎて前向き過ぎてアスリート過ぎて、泣きました。

 

彼らは、オリンピアンとして、人前でどうふるまうべきかを知っている。

それが尊く、でも、ちょっとつらい。

 

というわけで、黒い感情を吐き出させていただきました。

読んでくださって、ありがとうございます。


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