村元&高橋組、アイスダンス日本勢初の銀メダル。
村元哉中、高橋大輔組、四大陸選手権 銀メダルおめでとうございます!!
緊張しすぎて、演技中の記憶が飛んでいるのですが、
オープニングで、哉中選手の髪飾りの模様を、しげしげと見つめたのだけは覚えています。
なぜこんなに緊張するのかと考えてみると、
演技が平坦に見えるアイスダンスの組が多い中、
かなだいは、二人の存在感がそれぞれに際立っていて、どのシーンも目に飛び込んでくるし、ひっじょーにスリリング!!
「男性が女性を美しく見せる」というアイスダンスにあって、
男性の存在が消されている場合もあるし、男性が個性的だと女性が平凡に見えてしまう。
しかし、かなだいは、どちらも美しいし、どちらも表現で訴えかけてくるので、楽しみ2倍。
しかしながら、緊張感も2倍。目の動きも2倍、冷や汗も2倍で、どうしたらいいんですかね。これ?!
プレスカンファレンスで、「1シーズン前は、表彰台なんて想像もつかなかった」と大ちゃんが言っていたけれど、確かにそうかもしれません。
でも、私は、なんだかしらないけれど、「かなだいなら世界のトップに仲間入りするはずだ」「してくれるはずだ」と信じていた。たいへんな無茶ぶりではあるが(笑)
そして、信じられないスピードで、ISUチャンピオンシップで表彰台に乗っちゃいました。
コロナ禍で練習できない期間があったことを考えれば、実質1年ちょっとでのスペースシャトル級の大気圏突入劇では。
どんな思惑も、二人の努力は止められない。
どんな障害に阻(はば)まれても、二人の輝きは隙間から零れ落ちてしまう。
だから、これはもう騒ぐしかありません。
騒いで喜ぶしかありません。
四大陸選手権、日本勢最高位の銀メダル獲得の快挙、おめでとう!!
四大陸選手権、アジア勢最高の銀メダル獲得の快挙、おめでとう!!
その前の最高記録は、故クリス・リード選手と組んでいた村元哉中選手の銅メダル。
高橋選手、ISUチャンピオンシップ初の、2カテゴリー(シングルとアイスダンス)でメダル獲得の快挙、おめでとう!!前人未踏の記録です。
村元選手、二人のパートナーと二度の表彰台の快挙、おめでとう!!
哉中ちゃんの偉大さを示す記録です。
NHK杯、ワルシャワカップ、全日本、四大陸と、怒涛の連戦で、さすがに演技後は疲れているように見えた二人。
悔しさや怒りは、前進するための大きなパワーを生むけれど、
同時にパワーを消耗しもすると思います。
本当に本当にお疲れさまでした。
世界選手権もあるけれど、とにかく、今は休んでほしいです。
体力的なものを考えれば、二人がいつまで競技を続けてくれるかわかりません。
でも、「二人でまだ違う景色を見たい」「いろんな作品を演じてみたい」「悔しさを感じている」というコメントから、もう1シーズンは、間違いなくありそうな予感。
二人の志や意識の高さに、まだ演技や得点が到達していないのだと思います。
もちろん私も、違う景色の中に立つ二人を見たいです。