こんばんは。きょうの東京は、最高気温が18度。
春の足音が聞こえるような暖かさでした。
昨日、樹君がアップしてくれた『UNO1ワンチャンネル』に、
昌磨が『オーボエ協奏曲』を練習する様子が映っていました。
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演技の始めに、
腕を横に出してスライドするように動き出す場面がありますよね。
あそこで、激しく心を揺さぶられました。
何度も見ているコリオのはずなのに、
心臓を下からすくいあげられたような、衝撃がありました。
オリンピックのときよりも、うまくなっている。さらに深くなっている。
過去の『オーボエ協奏曲』を見直してみたけれど、
これほど情感のこもった出だしは、なかったように思いました。
そもそも、『オーボエ~』の演技の出だしが、
きちんと映っている映像は少なく、
カメラのアングルが上から過ぎたり、
昌磨がフレームアウトしちゃったりしているものが多いです。
きのうは、駅のベンチで、国外に避難するウクライナの人たちが、
キエフ駅で家族と別れる写真を見ながら、
マスクの下が、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになってしまって。
写真のキャプションに、被写体の名前が入っていることで、
カメラマンの想いの強さも伝わってきました。
日に何度も、ウクライナの戦況とゼレンスキー大統領の無事を確認してしまう今、
衣装も照明もない薄暗いリンクで、昌磨が舞う『オーボエ協奏曲』が、
尚さら心にしみたのかもしれません。
シーズンの始めには、「オーボエなのかマイケルなのか?」と、
悩ましかったわけですが(私が勝手に)、
困難な環境で開催された北京オリンピックや、
戦争の影響が及ぶ世界選手権で、
昌磨が『オーボエ協奏曲』を滑るのは、
必然だったのかもしれない。
と、ビデオを見ながら感じました。
「世界選手権に向けて早めにスイス入りするかも」と言っていたので、
来週のどこかで、スイスに向かうのかな。
昌磨としては、「ステファンがいないところで頑張って、見ない間にうまくなっている!! と驚かせたい」(ハラスポより)と、自主練を積んできたのだと推察します。
ちょっと見ない間に、ステファンじゃなくて私が驚きましたよ(笑)
何が起ころうとも、どんな出来事も通過しながら、
強くうまくなっていく昌磨の意志を、
ビデオから感じました。
今回の『UNO1ワンチャンネル』は、
いろんなものが詰まった大好きな回になりました。
「4モフの中でもEmmaは 人間に近い感性を持っていて 感情が豊かです」
何気ない一文ですが、この感覚をつかみ取れる樹君はすごい。
昌磨を待ちながら、たんぽぽの綿帽子のように揺れるEmmaちゃんの頭が、とても詩的。