オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

見るたびに深みを増す、昌磨の『オーボエ協奏曲』

こんばんは。きょうの東京は、最高気温が18度。

春の足音が聞こえるような暖かさでした。

 

昨日、樹君がアップしてくれた『UNO1ワンチャンネル』に、

昌磨が『オーボエ協奏曲』を練習する様子が映っていました。

 

【毎日!一緒‼️】#uno1ワンチャンネル #トイプードル生活 #宇野昌磨 #宇野樹 #いぬとの暮らし #フィギュアスケート - YouTube

 

演技の始めに、

腕を横に出してスライドするように動き出す場面がありますよね。

あそこで、激しく心を揺さぶられました。

 

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screenshot from uno1ワンチャンネル宇野樹

 

何度も見ているコリオのはずなのに、

心臓を下からすくいあげられたような、衝撃がありました。

 

オリンピックのときよりも、うまくなっている。さらに深くなっている。

 

過去の『オーボエ協奏曲』を見直してみたけれど、

これほど情感のこもった出だしは、なかったように思いました。

 

そもそも、『オーボエ~』の演技の出だしが、

きちんと映っている映像は少なく、

カメラのアングルが上から過ぎたり、

昌磨がフレームアウトしちゃったりしているものが多いです。

 

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もったいない😂

 

きのうは、駅のベンチで、国外に避難するウクライナの人たちが、

キエフ駅で家族と別れる写真を見ながら、

マスクの下が、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになってしまって。

 

www.sankei.com

 

写真のキャプションに、被写体の名前が入っていることで、

カメラマンの想いの強さも伝わってきました。

 

日に何度も、ウクライナの戦況とゼレンスキー大統領の無事を確認してしまう今、

衣装も照明もない薄暗いリンクで、昌磨が舞う『オーボエ協奏曲』が、

尚さら心にしみたのかもしれません。

 

シーズンの始めには、「オーボエなのかマイケルなのか?」と、

悩ましかったわけですが(私が勝手に)、

 

困難な環境で開催された北京オリンピックや、

戦争の影響が及ぶ世界選手権で、

昌磨が『オーボエ協奏曲』を滑るのは、

必然だったのかもしれない。

と、ビデオを見ながら感じました。

 

「世界選手権に向けて早めにスイス入りするかも」と言っていたので、

来週のどこかで、スイスに向かうのかな。

 

昌磨としては、「ステファンがいないところで頑張って、見ない間にうまくなっている!! と驚かせたい」(ハラスポより)と、自主練を積んできたのだと推察します。

 

ちょっと見ない間に、ステファンじゃなくて私が驚きましたよ(笑)

 

何が起ころうとも、どんな出来事も通過しながら、

強くうまくなっていく昌磨の意志を、

ビデオから感じました。

 

今回の『UNO1ワンチャンネル』は、

いろんなものが詰まった大好きな回になりました。

 

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screenshot from uno1ワンチャンネル宇野樹

 

「4モフの中でもEmmaは 人間に近い感性を持っていて 感情が豊かです」

 

何気ない一文ですが、この感覚をつかみ取れる樹君はすごい。

 

昌磨を待ちながら、たんぽぽの綿帽子のように揺れるEmmaちゃんの頭が、とても詩的。


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