オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

心技体。“整っている”昌磨の世界選手権スタート

こんばんは。いよいよですね。

コロナのパンデミック以降、私たちにたくさんの笑顔とハッピーとほんわかと勇気と、いろいろなものをくれた宇野昌磨選手。

 

大なり小なり、気持ちがふさいだり、外界との接触や刺激が減った毎日の中で、本当にたくさんのものをもらったと思います。

 

そして、これからまだまだうまくなっていく昌磨の“一つの過程”での締めくくりとなる世界選手権2022。

昌磨の試合前日インタビューを聞くと、いろいろなことが思い出されました。

 

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マネージャーのハマさんの声に聞こえちゃう人によるインタビュー。『宇野昌磨アップロードチャンネル』感あるよね(笑) 脳内でハマさんに変換して聞きました。

 

ハマ)練習お疲れ様でした。ものすごく状態、良さそうに見受けられますけど、いかがですか。

 

昌磨)そうですね。今日までオリンピック終わってから、すごい自分のやりたい練習をこなせたと思いますし、本当に練習に関しては、まったくもう思い残すことが少しもないという状態で、この試合に臨むことができます。

 

ハマ)シャンペリーでも練習してきたと思うんですが、具体的にどのような練習が積めたということですか。

 

昌磨)そうですね、今年、このフリープログラムを4回転5本構成というのを、自分の中で「挑戦」という想いで一年間やろうと。できなくても、どんなときでも挑戦し続けようと思っていました。それがやっと、自分の「標準」になったと言いますか、自分の基準になり、そしてはじめはプログラムを通すことで精一杯だったんですけど、優真くんの練習を見たり、本当に北京オリンピックが終わってから、いろんな選手の練習の仕方を見た時に、あまり、僕がやっていなかったもの。それは、プログラムを個別にフォーカスして練習するということを、オリンピックが終わってから練習に励み、そうすることによって、いつも気持ちで乗り切っていた部分というものが、自分ができていなかった部分が明確に見つかり、本当にいい練習ができたかなと思います。

 

ハマ)じゃあ、かなり手ごたえと自信を持って試合に臨めるという感じですか、今回は。

 

昌磨)手応えはありますけど、自信は全く持ってないです。もちろん状態がいいっていうのはあるんですけども、あの…状態が良いからといって、試合で出来るとは僕は思っていないので、本当に今日までの練習は、本当に良かったと思います。あとはこのプログラムを、もう今年はこれで最後になってしまいますけれども、この構成を来年以降も、もっとたくさんの大会に出て、あとは試合で、僕は試合でフリーでミスをするクセがこの四年間で間違いなく付いていると思うので、試合での自信というのを試合でつけられるように、「この試合で」とは言いませんけれども、どこかの試合でつけられたらなと思います 。

 

ハマ)この世界選手権で成し遂げたいことだったり、臨む上での気持ち、想いっていうのは、どんな想いが一番強いですか。

 

昌磨)特に 何か成し遂げたいものは、自分の中にはないです。ただこのボレロっていうのは、ステファンコーチが作ってくれて、一週間ではありますけれども、世界選手権の前に一緒に練習しましたし、ステファンも(プログラムにかける)思いも強いと思うので、もちろんジャンプが良ければいい演技とされるのはわかっていますけれども、ステファンがどんな形であれ、満足する演技をしたいなと思っています。

 

ハマ)今シーズンの締めくくりになりますが、どんな風に終わりたいですか。

 

昌磨)そうですね、今年は、なかなか試合を楽しむという余裕を持った、楽しめる状態でそれぐらい余裕があるフリーを滑れていないので、この大会は 、少しでも自分が楽しめるくらい余裕が出るといいなと思ってはいるんですけど、どんな形であれ、先ほど言ったとおり、「ステファンコーチが満足してくれたらな」とは思ってます。

 

ハマ)手応えがあるとおっしゃってましたけど、それっていうのはもう、キャリアを通じて1番ぐらいの感じなんですか

 

昌磨)そうですね…(熟慮)。そう思いますね。これまでで一番、あの、今シーズンが良かったって思えるシーズンでしたし、 まだまだこれからも良くなる、もっと上手くなれるという自信もあるので、僕はもちろん今回の大会もどうなるのか楽しみでもありますけれど、自分の今後が楽しみという気持ちもあります。

 

ハマ)ありがとうございます。

昌磨)ありがとうございます。

 

複数の記事を読んで要点をまとめると、

  • 練習に関しては、これ以上思い残すことがないほど自信がある。
  • 練習の仕方を工夫することで、できていなかったところを浮き彫りにできた。
  • 無謀な「挑戦」にも見えた高難度構成も、今や昌磨の「標準」になりノーミスの確率が上がった。
  • フリップを後半にもってくるかも。将来的には4F×2本の可能性も。
  • 今年からもっとうまくなるための始まりの年。
  • 自分の今後が楽しみ。
  • ステファンが満足してくれる演技を。

 

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ニュースで練習映像を見ても、引き締まって精悍な表情でステップを踏む姿と、自信をもってジャンプを跳んでいる様子が強く印象に残りました。

 

産経ニュースのタイトルに「心技体充実」とありましたが、

武道というか、武士に通じる雰囲気もあります。

宇野、初Vに期待 「確かな手応え」心技体充実 - 産経ニュース

 

今のところ私も、いつもほどにはうろたえておらず😅、

オリンピック以降の昌磨に影響されて、私も心技体が整ってきたのかもしれません。

なんてね。あと3時間ほどで、うろたえ始めると思います。


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