オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

ISU世界選手権、ハイライト総括記事

こんにちは。ISUが世界選手権のハイライトまとめ記事をアップしていたので、

宇野昌磨選手部分を中心に、意訳します。

@ISU (International Skating Union)

Full of special moments: The ISU World Figure Skating Championships 2022 - International Skating Union

@ISU (International Skating Union)

 

男子シングル部門では、“シルバー・ボーイ”宇野昌磨が、世界選手権でついに“ゴールデン・ボーイ”になりました。

(「シルバーコレクターが金メダリストに」という意味ですね。“silver boy”もかわいいので直訳)

彼は、2017年と2018年の銀メダルを経て、初めて金メダルを獲りました。2019年から2021年までは、表彰台を逃していました。

 

「もちろん、優勝はしたかったです。ステファン・ランビエールコーチや、私の周りのサポートしてくれている人たちを喜ばせたかった」と、宇野は言いました。

(意訳)「とりわけ、僕がまったくうまくいかなかった時期、やりたいことが何もできなかった時期に一緒にいて、ここまで来る過程全体をサポートしてくれた人…ランビエールコーチに喜んでほしかった。彼のために、本当に彼のために、僕は絶対に何かをプレゼントしたかったし、いい成績を残したかったんです。だから、もちろん、今日の優勝は、すごくうれしいです」

 

 
 
 
 
 
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ステファン・ランビエールコーチが誇りに思ってくれるような演技がしたかった。それは達成できたので、とてもうれしいです。(宇野昌磨/日本)

 

宇野のチームメイトであるライジングスター 鍵山優真が銀メダルを獲り、日本が男子シングルで1、2フイニッシュとなりました。

 

米国のヴィンセント・ジョウも、このうえなく感動的なストーリーの持ち主でした。彼は、コロナウィルス陽性と判定された後、冬季オリンピックの男子個人の試合から撤退しなければならず、奈落の底に落とされました。

 

(意訳)「えーと。コロナに感染したこと自体は、それほど悪い症状ではありませんでした。ですが、その後に私が経験した精神面での地獄は、コロナのどんな症状よりもはるかにひどいものでした。

私がここフランスに来た唯一の理由は、試合に出るという挑戦さえしなかったことで、残りの人生を後悔して生きたくなかったからです。その思いが、苦しい精神状態の中で、一歩一歩、歩を進めて、試合会場にたどり着かせたと思います。ですから、このメダルを手にするのは、間違いなく非常に困難なことでしたし、だからこそ、間違いなく、私のスケート人生の中で、最も意味があり大切な瞬間です」

 

 
 
 
 
 
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正直なところ、この世界選手権がめちゃくちゃな結果に終わったら、どう対処すればいいかわからない。

 

オリンピック銅メダリストの坂本花織(日本)は、初の世界女王タイトルを獲得し、シーズンの成功を締めくくりました。22歳の彼女は、ショートとフリーの両方でパーソナルベストを叩き出し、堂々と勝利を収めました。坂本は、日本人女子として2014年以来、6人目の世界女王です。

 

@ISU (International Skating Union)

 

「オリンピックのためにすごく頑張ってきたので、世界選手権前の練習は、これまでしなくてはならなかった練習の中で、たぶん、もっとも大変なものでした」と、花織。

「たぶん、オリンピックの後に疲れ切って、燃え尽きていたのだと思います。だけど、同じようにオリンピックに出場した選手の多くが、世界選手権にも出場します。だから、『オリンピックで疲れている』と、言い訳できないとわかっていました。そして、これまで自分がやってきた練習が、大きな力になり、後押ししてくれる機会だと思いました。それが助けになり、世界選手権を乗り切ることができました。そして、今日の結果を振り返って、とてもしあわせで、自信もつきました」

 

銀メダリストのルナ・ヘンドリックス(ベルギー)は、シングルスケーターとして、世界選手権でベルギー初のメダリストとなって、歴史を作りました。彼女以前の世界選手権でのベルギーのメダルは、1947年と1948年のペア部門の3つのみです。

 

「自分のことを“副世界チャンピオン(銀メダリスト) ”と書かれているのを見ると、まだクレイジーで現実のこととは思えません。でも、だんだん、『本当に私はやったんだ』と思い始めています」と、22歳のスケーターは話します。

彼女は、自身の成功が、ベルギースケート界の発展の一助になればと思っています。「人々が、もう一度目を見開いて、フィギュアスケートに注目するようになると思います。このスポーツを、もっとよく知るようになるでしょう。スケートを始めたいと思う小さな子が増えるだろうし、それこそ、私がいつも望んでいたことです」

 

ヤングスターのアリサ・リウ(米国)は、チームメイトのマライア・ベルを抜いて、銅メダルをつかみました。しかし、そのあとすぐに、引退を表明しました。

 

そのほかのハイライトは、ユ・ヨン(韓国)と、ジョージアの女性スケーターとして、世界選手権で最高の成績を残したアナスタシア・グバノワです。

 

アイスダンスでは、メダルを獲っていないのにもかかわらず、“かなだい”への言及がありました。それだけ、アイスダンス界にとってセンセーショナルで喜ばしい存在なのだと思います。

Kana Muramoto/Daisuke Takahashi (JPN) provided a special highlight. The 2010 World Singles Champion Takahashi came back to the World Championships as an Ice Dancer – eight years after retiring from competing at the World level and two years after switching to Ice Dance.

村元哉中と高橋大輔も、大会の特別なハイライトでした。2010年のシングル王者高橋が、アイスダンサーとして世界選手権に還ってきたのです。世界トップレベルでの戦いから引退して8年後、アイスダンスに転向して2年目です。

 

以上、個人的な解釈で、駆け足で意訳しました。

誤訳があったらすみません。


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