こんばんは。明日は、コラントッテさんの昌磨イベントがあります。
【SHOMA2022】を買われた方は、ライブが視聴できますので、お忘れなく。
さて、宇野昌磨選手が、ナウボイスで新ショートについて話しています。
そのコメントがとても力強かったので、一部だけ触れさせてください。
まず、新プロについて「感触としては、僕はよかった」と。
私も、「初めて披露するのに、かなり仕上がっている」と感じましたが、
昌磨本人も、
「作りたてだから」という気持ちがあったが、演じてみると、
「作りたて(のプロ)」という感じはしなかったそうです。
- 過去いろいろなブログラムを滑ってきた中でも、滑り始めてすぐにしては、本当に手ごたえのあるプログラム。
- あまり自分の演技を「好きだな」と思うことはないが、このプログラムは自分ぽくなくて好きだな。
- ちょっと大人っぽいところが、数年前では滑れなかったプロ。
私は、世界選手権の記者会見でのステファンのコメント(「昌磨、新プロが今より簡単になることはない。うまくなるためには、挑戦しなくては」)を聞いて、
めちゃくちゃ難しくて、とても踊りこなせないようなプロが提供されると思い込んでいました。
なので、プリンスでの昌磨の演技も、「うひゃー」「こりゃあ、無理だわ」みたいな感じになるのではないかと身構えていました。
そうしたら、数カ月滑り込んだような状態で出て来たから、びっくり。
考えてみれば、ステファンがいくら鬼だからといって、
教え子の演技を、毎年ゼロベースからスタートさせたり、怪我するような過酷なものにしたりする必要は、まったくないですよね(笑)。昨シーズン築いたものに、上積みして難しくなるってことですよね。はっはっはっ。失礼しました。
プリンスは、12回も公演があったわけですが、その過程で、いろいろと変化した、変化させたようです。
ゲネプロ(リハーサル)や1回目の公演は、ステファンのコリオに忠実に
→自分ぽさが入ってきた面と、高難度ジャンプを入れることで、自分の滑りやすいように変変わってしまった部分も出て来た
→最後の2公演は、ジャンプの難易度を下げて、振り付けをメインにすることを意識
私は、1公演しか見ていませんが、12公演すべて見た人は、毎回違った雰囲気を楽しめたのではないでしょうか。
って、そんな強者(つわもの)いるのか? いそうだな。4人くらい(笑)
人前で12回もプログラムを披露できるって、大変だけどものすごく貴重だったろうなと思います。
というか、プリンスアイスワールドチームのメンバーの体力、すごすぎませんか?
ゲストスケーターと違って、出ずっぱりで12公演ですよ!!
内容も、お芝居あり、バックフリップあり、シンクロ披露あり、ハーネスをつけた4回転アクセル挑戦…と、盛沢山でしたからね。
で、話を昌磨の新SPに戻すと、ここから先の進化が、とてもとても楽しみなんです。
ナウボイスで、次のようなコメントがありました。
「数少ない歩数ですごく滑っていくプログラムにできたらな、と考えている」
元々、昌磨はスピードがあって、リンクのカバー率が高いのですが、
「スピード」とも少し違って、
一蹴りで、リンクの上を長距離移動していくイメージですよね。
テレビカメラが一緒に動いてしまうと、なかなかお茶の間からは分かりにくかったりするのですが、生でスタンドから見ると、すごい選手いますよね。
昌磨はいったんおいておくと、山本草太選手とか、坂本花織選手とか、パトリック・チャンとか。
頭の中で、想像してみる。
ゆっくりとした音楽にあわせて、リンクの上をシュワ~、シュワ~とあっというまに移動しながら、ぱっと止まったり、脱力したり、切り返したり、気だるさと鋭さが混在した演技をする昌磨。
想像しただけでうっとりします。
昨シーズンの『オーボエ協奏曲』も、最初から出来上がっているイメージがあったけれど、最終的にはまったく違う印象の“マスターピース”になりました。
『Gravity』も、シーズン最後の完成形はきっと別物で、あらがい難いGravityを発しているのでしょう。
「ショーマ・ウノによる『Gravity』。彼こそがGravityそのもの」とかっていう、海外実況の解説が予想されます。
あ、CBCは、ドヤ顔で「Shomavity(ショーマビティ)」だな😆
そして!!ナウボイスの最後で、マネージャーさんから口止めされているが、何かシークレットなプランがあることをほのめかす昌磨。
なんだろう??まさか、ファンタジー・オン・アイスには出演しないですよね😅
もしや、韓国のキム・ヨナショー(オール・ザット・スケート)か?!
っていう予感もしちゃってます。行けないけど。