こんばんは。コラントッテ【SHOMA2022】発売記念イベントのライブ配信、視聴しました。
昌磨が話したことは、ネット記事でもかなり紹介されていますが、
私が印象に残ったことを、つらつらと書いていきたいと思います。
殴り書きでメモったので、記憶違いがあるかもしれません。順不同です。
世界の歴史に残るような勝ち方
アナウンサーの方の発言で、感動した言葉です。
「ショートもフリーも自己ベストを更新して、得点も312.48と、本当に世界の歴史に残るような勝ち方をしていると思う」。
そうなんですよ!!
今回は、「●×選手が出場していない大会で」などという、競技を冒涜するような前置きは見かけませんでした。それほど、感動的な金メダルだったと思います。世の中的にも、マスコミ的にも同じ認識であることが、うれしかったです。
ただ、昌磨は謙虚なので、「ネイサン選手が出ていたら、今の実力からすると、100回やって100回勝てないことはないと思いますが、必然的に優勝する確率は高くなくなると思う。来年以降は、文句なく優勝できたと自分の中で思えるように頑張りたい」と話していました。
ステペンが団体戦に来られないと聞いて笑った
すっかり忘れていましたが、北京の団体戦に、ステファンはコロナに感染して間に合わなかったんですよね。
「ステファンコーチが来られないと聞いてどう感じたか」という質問に対して、「僕は笑っていましたけどね」と昌磨。
重要な場面でステファンが来られないというのは、「日本に入国できないという状況など、初めてじゃなかったので」と言っていましたが、がっかりすることで、ステペンを悲しませたくなかったという意味もあったと推測します。
というのも、別の場面だったかもしれないのですが、「ステファンには、苦しい部分ではなく、僕の楽しい部分だけ見て、笑っていてほしい」というようなことを話していたからです。
ステファンの門を叩いたときは、昌磨が一番苦しんでいた時期だったから、その時期を支えてくれたステファンには、しあわせな部分を見せていきたいというようなニュアンスを感じました。
団体戦では、「『ステファンがいないと出来ない』という姿は見せたくなかった。いなくてもできる自信はあったし、心配させたくなかった」と話していました。
確かに、団体戦の『オーボエ協奏曲』がよくない出来だったら、ステファンは責任を感じてしまったと思います。完璧に演じてチームジャパンを引っ張った昌磨は、“漢”ですな。
選手村の食堂は使わないほうがいいと言われていた
これは、意味深ですね。おそらくニュースでは記事にならない、興味を惹かれるコメントでした。
「試合前は、コロナ感染をできるだけ避けるために」という解釈でいいのでしょうか。そういうことにしておきましょう。
日本から持参した缶詰などを食べていたそうですが、北京前の世界選手権で、レトルト系の食品で2キロ太ってしまったので、レトルトには頼りたくなかったそうです。
味の素が北京オリンピックのチームジャパンをサポートしていたので、そちらにもお世話になったそうです。
また、取材カメラマンの方に、「取材を受けるから買ってきて」と、お菓子をお願いしたこともあったそう😆バーターというわけではなくて、冗談の範囲のお話です。
刑事君とはスケーターの付き合いではない
プロに転向した田中刑事さんの引退について聞かれると、
「友達としてずっと一緒にいた。スケーターとしてのつきあいではなかったので、これからも関わり方は変わらない」と。
「彼のすばらしさは、誰もが知っていることであり、それはプロになっても変わらない」とも。
「スケーターとして付き合ってきたわけではない」というのは、新鮮な言葉でした。
また、「お兄さんのような存在ですか」という質問に対しては、「一緒に失敗するお兄さん」と。
「まじめにやっているのに、二人とも振り付けが覚えられない」😅。昌磨はわかるけど、刑事君は意外。
言葉の使い方や礼儀については、注意されたりはしなかったそうです。
とはいえ、他のインタビューに書かれていた、刑事さんから昌磨への「帰って来てベッドにダイブしない~」は、好きです(笑)。彼のやさしい声がリアルに聞こえてきましたもん(笑)
言わなければいけないことを恥ずかしがってはいけない
母の日にちなんで、「直接、お母さんにありがとうを言うのは照れくさいものか」という質問に対して、
「ありがとうとか感謝の言葉とか、言わなければいけないこと、言ったほうがいいことに、恥ずかしいという思いを持つのはよくないな、っていうのを昔から考えていたので、ありがとうという言葉は、日々、言うようにしている」。
母の日ということもあって、涙腺がね…
食感は分けてほしい
「混ぜるのが苦手」。たとえば、ハンバーグ食べてるのに、玉ねぎが「シャキッ」とか、ラーメン食べてるのに、もやしが「シャキッ」というのはダメだそうです。「想像している食感と違うものが入ってくるのが嫌い」と。
こりゃあ、グルメ界の巨匠たちを震撼させるコメントです(笑)。だって、ミシュランで星をとってるレストランのシェフがよく説明しているじゃないですか、「一皿で3種類の食感を楽しめるように工夫しています。ゲストに意外性を提供したい」みたいなね😅
真央ちゃんがいたから、スケートが自分の中で綺麗でいられる
真央ちゃんに誘われてスケートを始めたこと、スケートと出会わせてくれたことに感謝しているというお話の中で。
「ただスケートと出会うだけでなく、真央ちゃんのスケートに対する向き合い方がどの選手よりもすばらしいと、僕にとって思える向き合い方をしていましたし、今もずっとし続けています。だから、そんな真央ちゃんが、一番最初に一番近くにいたからこそ、スケートっていうものが、自分の中でいちばん綺麗でいられるんじゃないかなと思います」。
最初に出会う人って本当に大事。
浅田真央さんの選手時代、裏表なく、時に歯がゆいほどクリーンに真っ向勝負を挑む姿に引き付けられましたが、宇野昌磨選手の根幹にも、同じ水脈が流れていると感じるんですよね。
「真央ちゃんが一番最初に一番近くにいたから、スケートが自分の中で綺麗でいられる」という言葉に、すべての答えがあるように思いました。
まだいろいろあったけど、長くなったのでこのへんで。