こんばんは。初夏の風が気持ちいい5月。
宇野昌磨選手の新フリー曲が発表されました。
新フリーは、『G線上のアリア』です。
ヨハン・ゼバスチャン・バッハによる名曲中の名曲なので、
誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
音楽の教科書にも載っていたように思います。
オーボエに続いて、ヴァイオリンですね。
管楽器から弦楽器へ。
『オーボエ協奏曲』に続いて、“静ひつ路線”なのかな?と思いましたが、
報知新聞によると、
選曲はSP、フリーともに、ステファン・ランビエル・コーチだという。
とのことなので、通常のクラシック演奏ではなく、ロック調にアレンジしたものとか、
一ひねりある編曲のような気がします。
フリーはもう1曲、別の曲を組み合わせたプログラムになっているというが、「そっちはなんか発音が難しいから『言わなくていい』って言われました」とコメントした。
「発音が難しい」=「昌磨君が言うと間違えるから止めなさい」だと思うので(笑)
・ゴルトベルク変奏曲
・平均律クラヴィーア
といったバッハの曲と合体しているのかもしれません。
バッハじゃないかもしれないですが。
しかしですね。
私が驚いたのは、「昌磨のプログラムとしてG線上のアリアもありだな」と、昨日思ったばかりだったからです。
というと、「またまたまた~」と思われるかもしれません。
が、なぜそう思ったかというと、
日曜日に、カナダのナム君のインスタライブがあったんです。
カナダをけん引してきたナム君ですが、コロナ禍と続く心身の不調によって、
少々不本意なオリンピックシーズンを迎えてしまいました。
「このまま終わることはできない」というようなことを話していたので、今シーズンも続けるのかなと思っていましたが、
24歳のお誕生日に、競技からの引退を発表しました。
今後は、コーチになるそうです。
インスタライブの中で、「日本で開催された大会で、一番いい思い出は?」という質問に対して、「初めてシニアの世界選手権に参加した、2014年の大会」と、ナム君は答えました。すごく興奮してうれしかったと、しあわせそうな表情で振り返っていたので、
「あの年、ナム君は何を滑っていたっけ?」と、YouTubeで検索したら、FPの『G線上のアリア』が出て来たのです。
で、「この静ひつな音楽と空気の中で演技をするのは、昌磨にも合いそう」と思ったので、発表を聞いてびっくりしました。
はい。それだけの話です。
そして、さっそく、樹君が動画をアップしてくれました。
無音ですが、すでに体が音楽を奏でていますね。
アラベスクのままバックで滑っていくコリオ、素敵。
うまく言えないですが、リンクを駆けていく昌磨の後ろ姿を見て、
「あ~、やっぱり昌磨の滑りが好きだなぁ」と思って、
うるっときました。
「ミズノ、申し込んでよかった…」と、どーでもいいことが頭に浮かびました。
これで、SP『Gravity』、 FP『G線上のアリア』と判明しました。
美穂子先生のEXは、何かな~
美穂子先生と言えば、ボーカル曲が浮かびます。
小粋なフランス語曲とか、あ、スイスの曲でも素敵。ヨーデル…?
と、無知をさらしたところで、おやすみなさい。