オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

【ルール変更】昌磨の3A+3Aに現実味

こんばんは。東京は、気温がぐんと下がって、肌寒い1日でした。

そんな中、気温29度のタイはプーケットで、ISUの総会が開かれています。

なんでプーケットなのか? っていう気もしますが、世界中のメンバーが集まりやすい場所で、寒い場所よりオープンに忌憚のないご意見を交換できるといったところでしょうか。

 

 

YouTubeでもライブ配信、アーカイブ配信されていますので、誰でも見ることができます。

注目度の高い「シニア年齢の引き上げ」に関しては、賛成多数で可決され、

段階的に15歳から17歳に引き上げられることになりました。

 

  • 22-23年シーズンは15歳のまま、
  • 23-24年シーズンからは16歳、
  • 24-25年シーズンから17歳になります。

 

2026年にイタリアで開催されるミラノ・コルティナオリンピックのときは、17歳以上です。

 

オリンピックは4年に一度なので、運がありますよね。

現行の15歳でオリンピックに出られた選手は、4年後もティーンエージャーでオリンピックを迎えられますが、年齢制限ギリギリで出場できなかった人は、4年後は20代。

フイギュア女子には、影響が大きい決定です。

 

ただ、シニアの年齢が引き上げられたのは、大賛成です。

 

もう一つ、注目していたのは、ジャンプシークエンスの得点の件です。

 

 

宇野昌磨選手が、ルール変更をにらんで練習している3A+3A。

ルール変更が決定したので、プログラムに取り入れることが現実的になりました。

 

©Uno1ワン チャンネル宇野樹

©Uno1ワン チャンネル宇野樹

©Uno1ワン チャンネル宇野樹

 

これまでは、セカンドに3Aを跳んでも、基礎点の80%しか与えられなかったので、得点源のジャンプをリスクを冒して跳ぶのはもったいなかった。

 

しかし、今回のルール変更で「Jumps executed in a jump sequence receive the 100% base value.」。

ジャンプシークエンスの定義を、「回転数を問わず(1Aでも2Aでも3Aでも)2つまたは3つのジャンプで構成され、2つ目、3つ目はアクセルジャンプであること」とし、 「今までは、基礎点の80%しか与えられなかったが、今後は100%与えられる」こととなりました。

★あくまでも、私の理解の範囲です。

 

「ステップシークエンスの2つ目、3つ目にアクセルを跳ぶと基礎点を減らされる」をなくすことで、ジャンプの可能性と多様性を推進したいという理由です。

 

昌磨が、練習している3A+3Aをプログラムに投入する日は、近いかもしれません。

というか、今後のアイスショーでは、怒涛の3A+3A攻撃では?? と密かに思う(笑)

 

4T+3Aでもいいし、マリニン君なら、4A+4Aもありなのか?!

インスタに、4Aを連続で跳んでいる動画がありましたよね。

 

 
 
 
 
 
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ルール変更をにらんで、各選手がいろいろな秘密兵器を準備中かもしれないし、

「こんなジャンプの組み合わせもアリかも」と、思案しているかもしれません。

今シーズン、来シーズンあたり、見たことのないジャンプの組み合わせが見られそうで、とてもとても楽しみです。

 

そして、もう一つ、興味を引いたルール変更が😍

 

ステップシークエンスに、リスト(Listed)にある1回転までのジャンプや、リストにない(Unlisted)ジャンプ(回転数問わず)を入れても、ペナルティを取られない。

 

リストにあるというのは、アクセル、サルコウ、トゥループ、ルッツ、フリップということかな?

ステップシークエンスの途中に1回転サルコウとか1回転アクセルを挟んだコリオを創っても、ペナルティなし。

Unlistedジャンプは、例えば、バレエジャンプ?!

ステップシークエンスの途中に、2回転バレエジャンプを入れてもいいってこと??

 

この解釈が合っているとすれば、ミハイル・バリシニコフのドン・キホーテなんかが思い浮かんで楽しみすぎる!!

ケヴィン・エイモズとか、すごいステップシークエンスをやりそう。

というか、町田樹さんが現役のころに、このルールOKにすべきだったのでは😆

 

ねっ!!

 

前のシーズンで、コリオの途中に入れたキックジャンプみたいな跳躍を、1回転ジャンプにカウントされちゃった選手がいたような、いなかったような。(記憶があいまいです)。それを受けた変更でしょうか。

 

いずれにしても、ルール変更が全部確定したら、

「これはOKなのかどうなのか?」って、コーチも選手もジャッジも喧々諤々やって、徐々にいろいろわかってくるんだと思います。

 

そして、そんなときに、ステファンが近くにいてくれて、本当によかった!!

【久しぶりの中京大‼️】#uno1ワンチャンネル #トイプードル生活 #フィギュアスケート #宇野昌磨 #宇野樹 #いぬとの暮らし - YouTube

 

ステペンと昌磨が、『Gravity』を鏡合わせで滑っているの。

いくら自分で振り付けたからって、空間認知能力が高くないと、こんなの無理でしょ??(驚愕)

 

っていうか、高橋大輔vsステファン・ランビエールを思い出すのですが、

もしかして、ミラー版『Gravity』、フレンズオンアイスでやろうとしてませんか??(疑惑)


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