オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

This and That意訳「今の昌磨に勝つのは難しいかも」

東北、北陸にお住まいの方、大雨による土砂災害や河川の氾濫にあわれていないでしょうか。くれぐれもお気をつけて安全な夜をお過ごしくださいね。

 

さて、ザ・アイスで宇野昌磨選手の演技を見て、

どうしよう😱私たちの昌磨がこんな領域まで達しちゃった!!

と、驚きとまどった私。

 

「この領域に達したスケーターは、歴史的に見てもそうそういないのではないか」と思ったわけです。

 

しかし、ブログに書いてしまった後で、もしかしてそれは、「手前みそ」かもしれないし、「ひいき目」だと思っている人もいるのでは??と、若干おびえました(笑)

 

で、ザ・アイスの有料配信は、海外からも観られたし、みんなの反応が知りたいなぁと思っていたところ、The Skating Lessonのデイブとジョナサンが、ザ・アイスで見た昌磨の新プロについて話してくれているのを発見。(絶対、話すと思って待ち構えていましたが)

 

This and That: Eteri Tutberidze Wants Fair Sport, The ICE & Glacier Falls (Shoma Uno 2022) - YouTube

 

9分33秒あたりからの昌磨の部分だけを意訳します。

間違っている箇所もあると思うので、正確な訳は、プロの方の登場をお待ちください。

 

D:デイブ・リース、J:ジョナサン・ベイヤーです。

 

期待通りのプログラム

D:昌磨の新プロについてどう思う?『G線上のアリア』。

あ、その前に、『G線上のアリア』は、英語でAir on “the ”G Stringなの?それとも、Air on “a ”G Stringなの?

J:ドイツ語から翻訳するときの仕方だから…(以下省略)

 

J:で、昌磨のこのプログラムは、完全に期待通りのものだったよ。
D:だね
J:僕は、100%高評価。昌磨に滑ってほしいと思っていた、ほぼその通りのものだね、正直言って。
D:僕は、『月光:ムーンライト・ソナタ』を思い出した。
J:ふむふむ。
D:美しい動きと佇まい(たたずまい)のプログラムだったよね。
J:うんうん。


D:昌磨は、宮本賢二と仕事をしていて(振り付けで)、ゴージャスな衣装で…あの衣装は期待通り。彼がグレーの衣装でクラシックな曲を演じるのを、前にも見たことがあるよね。
J:衣装は、あれで決まりなのかどうかは、わからない。彼はよく、後から衣装をチェンジするから、たぶんそういう計画だと思うけど、でも、デイブの意見に賛成だよ。


D: (昌磨の衣装をデザインしている)マシュー・キャロンに会ったとき、個人的に仮縫いしてもらうために会ったんだけど、そのとき話してくれたのは、彼は昌磨のために4つ違う衣装を作ったって。色違いの衣装も。そこから、彼らが選んだんだって。

マシューが昌磨に会ったのは一度かそこらだけで、あとはバーチャルで採寸とかもしてるんじゃないかな。
何が言いたいかっていうと、昌磨はマシュー・キャロンのゴージャスな衣装がベストだと思う。
J:そう思うよ。

 

デイブは、衣装“通”として、昌磨の衣装は、今どき感があって先進的でもあると思う。が、時代遅れの派手でゴテゴテした衣装を着ている人々のことをちょっとお話しています。

 

ノーミスなら昌磨を倒すのは難しい

D:ザ・アイスで、昌磨はワールドチャンピオンの滑りを見せていた。もしも、彼がミスなく滑ったら、他の選手が彼を倒すのは難しいんじゃないかな。
プログラムを通した彼の動きのクオリティ……ジャンプが跳べると、シーズンを通して評価が高くなるのは承知の通り。状況が変わって昌磨が着氷でミスする可能性はあるけど(そうならないように祈るジェスチャー)、しかしながら、全体的な身体の動き、洗練度を見ると、彼は男子シングルの分野で、他の人よりも何光年も先を行っている(はるか先を行っている)。

望んでいようがいまいが、もう一度世界タイトルを手にするために、勝利のシーズンを迎えていることがわかる。本当に盤石で、彼がもう4年間(次のオリンピックまで)続けたいと思っているにしろ、これが幸せな最後のシーズンであるにせよ、再び勝つために、とてもいい状態にいると思う。

 

J:素材がジャッジにわかりやすく、(必要なもの)すべてを提供している。能力が高く、革新的でモダンで、他にもいろいろあるけれど、彼は、みんなに望むもの(演技)を与えられると思う。

 

D:彼は世界王者になって…なんというか、時に、タイトルを手にすると、シフトチェンジするでしょ?もうリスクを取りたくないし、一歩引くというかね。でも、彼はまだリスクを取って、トップに君臨しようとしていると思う。彼がやるべきことをやれば、勝つだろう。

驚異的な状態、これまで見て来たよりも、より真剣でよりトレーニングを積んでいるようだし、ネイサンとユズがいなくなって、「自分の時代が来た」と感じているだろう。極めて自信に満ちて見えた。

J:その通り。

 

D:世界王者らしいスケーティングで、演技全体の動きやリンクの支配に、別次元の重厚さがあった。彼にくぎ付けになったし、本当に “映え”ていた。氷上で、すべきことをしていた。

J:だね。

D: 僕は、僕は、ただもう、演技にくぎ付けになった。

J: まったくその通り。

(以上)

 

珍しく、デイブのほうが饒舌に昌磨について熱く語っておりますが、それだけ衝撃を受けたからだと思います。

 

sponichitokyophoto ザ・アイス大阪公演撮影・長久保 豊氏

 

コメントの中で、まさに私が感じたことと同じだ!!と思ったのが、以下の二つ。

  • もしも、彼がミスなく滑ったら、他の選手が彼を倒すのは難しいんじゃないか。
  • 男子シングルの分野で、他の人よりも何光年も先を行っている(はるか先を行っている)。

 

やっぱ、みんな思うよね~😆😆

私のひいき目じゃないですよね😆😆