オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨の意地と鬼迫を感じた今年最後の『Padam, Padam』

こんばんは。

「メダリスト・オン・アイス2022」は、ご覧になりましたか?

昌磨は、大トリで、『Padam,Padam』と、

アンコールに『メア・トルメンタ・プロペラート!』のステップを演じました。

 

 

今回は、いい演技をしてくれる確信がありました!!

何か障壁が立ちはだかると、後ろ指をさされないように(と、私は思っています)、意地でもすばらしい演技をしてみせる宇野昌磨。

 

前日の代表会見の一コマが、ニュースの見出しを飾る中、

「昌磨は完璧な演技をやるはずだ」と思っていました。

 

予感は的中!!

本当にすばらしい『Padam, Padam』でした。

 

 

いつもは、甘やかで華やかで、少し退廃的なパリの空気を感じる『Padam, Padam』。

今回は、SPで着るはずだった新衣装を着ていたせいか、

もう少しかっちりして、鬼迫、すごみのようなものを感じました。

 

『Padam, Padam』は、戦時下の恋人たちを描いている、もしくは背景として戦争の混乱期があったというのが頭の隅にあったせいかもしれません。(真偽不明)

戦うパルチザンとか、使命、といった“強さ”“緊張感”を感じました。

 

4回転トゥも、バシッと決めてきましたね。

トリプルアクセルも、いつにも増して切れ味が鋭かった気がします。

 

もし、来シーズンのSPになるとすれば、こんな空気感になるのかな。

 

『メア・トルメンタ・プロペラート!』のステップも改めて見ると、

とても印象的なコリオがありました。

広げた右手をおろしてくるとき、左手で手首をつかむシーン。

なんか、聖なる意味がありそうだけど、本人は無意識のうちなんだろうか?

 

 

『G線上のアリア』については、賢二先生は、「芽生えていくイメージが浮かんだ」と言っていましたが、『メア・トルメンタ・プロペラート!』はどういうイメージなんだろう。

昌磨が細かいコリオを丁寧に演じてくれるので、

それぞれのコリオの意味を想像するのも楽しいです。

 

さて、試合後のインタビューで昌磨は、

 

 

「いつも試合後のエキシビションに出る時は、あまりいい演技が少ないですけど、

今日はしっかりいい演技ができたと思いますし、

順番も最後ということで、しっかりその役割を果たせるように、全力を尽くしました。」と話していました。

 

いい演技が少ないとは思いませんが、

確かにジャンプが乱れるケースはそこそこあります。

本人は、ジャンプも含めてきっちり演じてみせたかったのだと思います。

 

選手全員にとって大きな意味を持つ全日本選手権の大トリをつとめる責任感を、

本人も意識していたようです。

代表会見の件もありますしね(笑)

 

代表会見での発言も、賛否はあれど、いい方向に作用したようでよかったです。

 

日本スケート連盟とコーチや関係者の間で、意見交換が行われたようですね。

やはり、代表発表の場では、選手に説明もなく、名前が発表されただけだったようです。

「詳細の過程は説明する時間がなかった」と。

選手サイドの関係者からは、事前の説明を求める声が上がったそうなので、

来年から、何かが変わるといいですね。

 

私自身も、「資料見ればわかるだろ!!」で済ませられるタイプではないので、

ちょっと昌磨に似ている部分もあり、声をあげたことには共感をおぼえます。

 

友野君や草太くんとの関係に問題はなさそうでよかった。

というか、選手たちも、動揺したまま解散→記者会見だったのだと思います。

 

男子だけではなく、女子やジュニアの選手の中にも、

「全日本のために頑張ってきたのに…」と思っている選手はいると思うので、

何かしらのフィードバックがあれば、気持ちを整理して、また頑張れるのではないでしょうか。

 

そんなこんなで、疲労困憊だったと思われる昌磨ですが、

無事に帰宅して、モフモフたちに出会えたようなので、ひとまずよかった。

仕事が立て込んでいるかもしれませんが、少しは休めますように。