こんばんは。世界ユニバーシティーゲームズ冬季大会で、
三原舞依選手が、前回大会(2019年)に続いて、二連覇を達成しました!!
おめでとうございます!!
2019年の優勝者が、コロナ禍で様々な状況が変わった4年後に、
再び優勝するなんて、すご過ぎます。
表彰式の模様は、配信されなかったんです😭男子は配信されたのに😭
ついでに言うと、女子ショートは、深夜まで起きて待っていたのに、
何かの手違いで配信されなかったんです😭😭
翌日、演技の映像をネットで探して見ました。
今日の女子フリーは、私は、電車の中でスマホで見ました(自分のせい)。
電波が悪いのか、数秒置きにフリーズして、リロードし直し(自分のせい)。
あれこれスマホを操作していたら、お昼の満員電車の中で、クラコワちゃんの『カールじいさんの空飛ぶ家』が、大音響で流れちまったですだ(自分のせい😂)。
解説の声が英語だったから、なんとなくごまかせたと思うけれども😂
さて、コマ送りのようなクラコワちゃんの演技が終わったあとは、
日本代表の住吉りをん選手の登場です。
SPの『White Flowers Take Their Bath』を見ながら感じたのですが、
彼女の魅力は、気品あふれるお嬢様のような容貌にうっとりしていると、切れ味するどいナイフのような高速ジャンプやスピンを繰り出してくるところ。
そして、清々しいファイターであるところ。「表彰台が目の前でも、リスクをおかして4回転を跳ぶ」という場面を、何度か目にしています。
今日の『Enchantress』も、冒頭で4回転トゥを跳び上がった~!!
というところで映像がフリーズしたのですが😂
転倒はあったものの、女子で唯一の4回転に挑みました。
「4Tを3TにしてGOEを稼ぎ、体力の消耗を抑えて表彰台を狙う」とかっていうのは、彼女の流儀ではないのかもしれません。
試合で4回転を跳び続けて、やがて日本随一の女子4回転ジャンパーになるのでしょう。
で、演技の映像がプツプツ途切れるので、
選手の表情から結果を想像するしかありませんでしたが、
りをんちゃんは、残念そうな表情だったので、納得いく演技ではなかったのでしょうか。
続くキム・イェリムも、映像が途切れすぎて、よかったのかわるかったのか、よくわからず😂
この表情を見るに、今一つだった模様。
SPは絶好調に見えましたが、採点表を見ると、フリーは回転不足が多かったですね。
連戦の疲労が出たのでしょうか。韓国国内選手権でも、いい順位ではありませんでした。
得点が出たとき、キスクラでほっと胸をなでおろしていたので、ひとまずよかったと思います。
そして、三原舞依選手が登場。
「映像よ、途切れないでくれ~!!」という私の願いもむなしく、舞依ちゃんがジャンプを跳ぼうとするたび、映像がフリーズ😭😂
なんとか、伸びやかな3Sと、3Lz+2T+2Loは見ることができました。
転倒はなかったような雰囲気が漂っており😭😂
フィニッシュ後、小さくガッツポーズをしていたのと、
ノーミスのときの、タンタンタンと小さくリンクを駆ける喜びの儀式が見えたので、
「ああ、満足がいく演技ができたんだな」と思いました。
帰宅してから演技の映像をYouTubeで見ました。
ノーミスでしたね。
ノーミスとかいうことよりも、SP3位のキム・イェリムの次に演技をしても、びくともしない強い心。
毎回、疲れていても、盤石なノーミス演技を重ねていく姿、『恋は魔術師』に生命を吹き込み、全身全霊を傾けてステップを踏む姿に、鳥肌が立ちました。
観客席には、日下コーチと本郷コーチの姿も。
本郷コーチ、涙をぬぐってるじゃありませんか😭私が泣くのは当然として、コーチが、他の先生の生徒の演技を見て涙するって、珍しくないですか?
得点は、自己最高の145.58。もちろん、暫定トップです!!
ラストは、坂本花織選手。
SPは、ダイナマイトさく裂状態だったので、間違いなく優勝すると思っていました。
冒頭の空中飛行ダブルアクセルを見て、「よーし、本日も絶好調だい!!」と思ったのですが、
カクカクと動く映像で、何が起きているか、今一つわからず🤔
サルコウの着氷でオットットッとなっている😰かおちゃんが見え、
最後のくるくるループで、転倒している姿のまま、映像がフリーズ😰
その後、動き出した映像には、「やっちまったー」という感じで顔を覆う姿が映っていました。むむむ…。
リンクを引き上げるとき、苦しそうにしていましたが、怪我していないといいのですが。
舞依ちゃんが優勝したのか、かおちゃんが優勝したのか…。
画面を見つめる私。かおちゃんの得点は、139.02。
掲示板には、「2位」の文字が。
総合で、舞依ちゃんが金メダルに輝きました。
そういえば、先日の名古屋フィギュアフェスティバルを見ていたときのこと。
三原舞依ちゃんが、アンコールで『戦場のメリークリスマス』のステップを演じました。
そして、宇野昌磨さんが、アンコールで『メア・トルメンタ・プロペラート!』のステップを演じました。
そのとき、二人のステップに、デジャブというか、類似点があるように感じました。
上半身を深く大きく倒して、すべてをかけて演じるコレオシークエンス。純真無垢で神がかっているオーラが、重なって見えたのかもしれません。
さて、世界ユニバーシティー女子の結果は、
金メダル 三原舞依 221.18
銀メダル 坂本花織 217.42
銅メダル キム・イェリム 200.16
4位 住吉りをん 191.48
5位 エカテリーナ・クラコワ 186.73
6位 チェ・ダビン 171.53
三原選手は、すごいです。信じられないくらい、すごいです。
すべての試合で、アップダウンなく結果を出していく姿に、畏敬の念を抱きます。
そうすると、どうしても、「スケート連盟は、彼女に対して、ひどいことをしてしまったのではないか」と、思わずにはいられません。
「あの苦しみ、試練があったからこそ、成長できた」と言っていいのは、三原選手本人だけだと思うのです。
スケート連盟にも、無力な私にも、それを言う権利はない。
願わくば、明日にでも、次のオリンピックが開催されてほしい。ミラノオリンピックの選考会を、今すぐに開いてほしい。