こんばんは!!
世界ジュニアフィギュア選手権の女子フリーも、リアルタイムで見ていたのですが、
ブログを書く時間(と気力)が不足していたため、男子より後になってしまいました。
もう結果はご存知だと思います。
中井亜美選手が銅メダル、島田麻央選手が金メダル。
どちらも息を呑むようなすばらしい演技と精神力で、ただ、ただ、恐れ入りました。
女子の最終グループは、日本女子と韓国女子が僅差でSPを通過。(以下敬称略)
1位 島田71.78
2位 シン71.19
3位 中井67.28
4位 キム63.97
5位 アン(中国)63.91
6位クウォン 62.82
フリーで武器として持っている高難度ジャンプは、
1位 島田 3A、4T
2位 シン なし
3位 中井 3A
4位 キム 3A
5位 アン なし
6位 クォン なし
島田vsシンの金メダル争いで考えると、
島田が3A、4Tを成功させれば、大差の優勝。しかし、リスクは大。
仮に大技に失敗して、シン・ジアがノーミスの演技をすれば、シン・ジアの優勝。
3位中井vs4位キムvs1位島田vs2位シンの間の表彰台争いで考えると、
4位のキムは、3Aを跳ぶしかない。
3位の中井は、3Aを跳んで表彰台を確実にしたいし、金、銀も狙えるが、リスクあり。
といった、緊張の場面で、全員が渾身の演技と挑戦を見せました。
それが、最後の涙と感動につながっていくんです😭
最終グループ一人目のクォン・ミンソルは、
すっかりおなじみの猫ちゃん耳の『キャッツ』で、
ノーミスのコケティッシュな演技で大喝采を浴びました👏👏
ガッツポーズも出て、128.24のSBでトップへ。
続くアン・シャンイーは、粘り強くすべっていましたが、
体調があまりよくなかったらしく、キレがなかったのかな??
得点は伸びず、フリーは暫定4位(最終8位)で、表彰台圏外へ。
(『小雀~』も演じましたが、風変わりなメイクはしていませんでした)
しかし、キム・ヨナ風味が強いですね。あえて似せているのかも。
続いて韓国のキム・ユジェ『AIDA』。冒頭に、美しい3Aを成功させました👏
その後も、次々にジャンプを決めて、ノーミス。
大きくガッツポーズも出て、SBの129.65。
暫定トップになって、メダルにぐんと近づきました。
この後は、亜美ちゃんです!!キンチョー😰😰
亜美ちゃんはファイターだから、絶対、3Aを跳んでくるはず。がんばれ~!!
おなじみ『ミス・サイゴン』の冒頭、3Aは!!! 勢いよく跳んだー転倒だ😰
まだまだここから👍
しかし、「もう、一つのミスも許されない」という場面で、
なぜ14歳の少女が、このように堂々として落ち着いているのでしょうか?
本当に、その後、一つのミスもなく、プログラムを演じていくではありませんか。
難しい技に挑戦した人に、報われてほしい!!祈るように得点ボードを見つめる私。
最後、わずかにキム・ユジェを上回りました。
が、演技を終えた亜美ちゃんは、がっかりしたような表情。
「大丈夫だよ。SPの点差もあるから大丈夫だー」と、スクリーンのこちらから声をかけてあげたいところではありますが、聞こえないか…
「よく頑張りました」と、中庭コーチ😭
しかし、二人とも、「メダルに届かなかったかも」という雰囲気。
「よく頑張りました」と、まとめに入る中庭コーチ(笑)
が、キスクラで点数が出ると、フリーは暫定1位👏👏👏👏
ということは???総合も暫定1位~👏👏
口に手を当てる亜美ちゃん。額に手を当てる中庭コーチ😂
涙、涙、涙 おめでとう!!👏👑
続くジア・シンは、ちょっと疲れているように見えました。
冒頭の2Aも、ん? 全体的にジャンプが弱弱しかったような。
しかし、はかなげな美しさは、曲とマッチ。
彼女も、大きなミスなく粛々と滑っていきました。心臓が強いですね。
しかし、最後の最後、なんでもないところで転倒して尻もち。ミスと言えば、そこだけでした。
亜美ちゃんを上回り、暫定1位になりました。
さあ、島田選手、どうなるの~??😱心臓バクバク。
「圧倒的な強さ、金メダル本命」と言われていますが、SPの後、現地入りしてからは、
あまり調子がよくなかったと話していました。
しかーし!! 冒頭の3Aは、文句なし!! すごーい😍
続く4Tも、シュタッ!!😍「うわーーー」とすごい歓声でした。
その後も、音楽に乗せて、くるんくるん、シュタッと、ものすごいジャンプを決めていく😍
ブレない体幹。着氷でニッコリ。
なんだろう、総理大臣より信頼できるこの感じ(笑)。私、完全に、この少女を信頼して観戦しちゃってます。
比類なきスピンは、曲と共に加速し、永遠に見ていたい美しさ。
ボードが、グリーン一色。
誰がどー見たって、彼女がナンバーワンでした👍
会場も大歓声!! 最終滑走で、とんでもない、とんでもない演技でした!!👏👏
キスクラで、涙、涙の麻央ちゃんと濱田コーチ。
島田選手が背負っていたものの重さ、大きさに、私も涙、涙。
152.76!! おおおおおー。
細かい点数はわからないけれど(笑)、それに値する演技でした。
金メダルおめでとう!!
強い選手が順当に優勝する姿は、見ているほうとしても、うれしいししあわせ感があります。
クシャクシャになったティッシュで、何度も麻央ちゃんの涙をぬぐってあげるキスクラの濱田コーチに、「我が世の春」を感じたのは、私だけでしょうか。
島田選手、シン・ジア選手、中井選手、おめでとうございます!!
そして、勝負から逃げなかった最終グループの全員が、すごかったし美しかったです。