オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

男子のジャンプ、より高く、より長かったのは誰?

こんにちは。朝目がさめたら、目も肩も首も、全身バリバリに凝っていましたが、

昌磨が優勝したこと、全日本男子フリーが神大会だったことで、

しあわせな気持ちが継続中です。

 

いろいろなインタビューや動画が上がってきているのですが、

YouTubeのフジテレビSPORTSに、

「より高く、より長く」という金利みたいな、失礼!オリンピックのキーワード「より速く、より高く、より強く」みたいな動画が上がっていました。

 

より高いジャンプを跳んだのは、誰なのか。

より飛距離のあるジャンプを跳んだのは、誰なのか。

 

答えは、感動の内容でした。

 

より高く

youtu.be

 

「ジャンプの高い人」と聞いて、みなさんは誰を思い浮かべますか?

私は、佐藤駿くんとか、鍵山優真選手かな~

 

第3位は、鍵山優真選手の『Rain, In Your Black Eyes』の4回転サルコウ
65cm。

SPではまさかのミスがありましたが、

「完璧なお手本4S」と言われるだけあって、余裕のハイジャンプでした。

 

第2位は、櫛田一樹選手のラストダンス『アイアン』より、
魂の着氷 4回転トゥループの66cm。

引退前の最後の演技で4回転を決めたみせる、という想いが伝わってくる、特大のジャンプでした。最後に3Aも4Tも決めてシーズンベストを叩き出し、引退を一年延ばして、本当によかった。

 

第1位は、三宅星南選手の『A Question of Honour』より、4回転サルコウ67cm。
キスクラで歌子先生に、「どう立て直せばいいかわからなかったが、ここで負けたら自分は今後もずっとダメなままだと思って、自分に勝ちに行った」と、
何度も熱く語っていたのが印象に残っています。

シーズン前に、「ワールドカップの曲に負けないように」と話していましたが、有言実行でした。

 

結果を見た印象は、いかがですか?

星南くんや櫛田選手は、予想していませんでした。

こういう評価も、選手の励みになると思います。

 

より長く

youtu.be

 

次に飛距離です。

私が真っ先に浮かぶのは、三浦佳生選手の4T+3Tですが、みなさんは誰ですか?

 

第3位は、鍵山優真選手の『Rain, In Your Black Eyes』の4回転サルコウ
3.06メートル。

つまり、ゆまちのサルコウは、高さも飛距離もあるということですね。

お手本4Sであることが、数字でも証明されました。

 

第2位は、島田高志郎選手の『死の舞踏』の4回転トウループ3.11メートル。

飛距離があるとは思いましたが、トップクラスだっとは!!


キスクラで高志郎くんがステファンに、「I couldn't complete my mission. Sorry…I couldn't complete(ミッションを遂行できませんでした。ごめんなさい)」と謝って、
ステファンが「でも、気持ちは問題なかったんでしょう?(嫌な気持ちでは終わらなかったんでしょう?」と心配そうに確認していたのが記憶に残っています。

ミッションが、ステファンを感動させることなのか、やるべきとをやることなのかわかりません。

 

冒頭の4回転サルコウを跳ぶ前に、

氷につっかかってしまったのを見て息が止まりましたが、
その後に果敢に攻めた4回転トゥ。飛距離からも、強い気持ちが伝わってきます。

 

第1位は、三浦佳生選手の『進撃の巨人』より、3Aの3.15メートルでした。

4Tが有名だけど、3Aもすごいのね~NHK杯からずっと体調不良で、悔しい大会が続いた中での、怒涛のフリー。
どかーんと3Aを決めてからの、感情爆発ステップは、何かが憑依したようでした。力を出し切って試合後に号泣できるって、すごい。

 

ということで、この企画、いいですね。

フジテレビさん、「より速く、より高く、より強く」ということで、

最速スピードのベスト3もやってほしいな。

 

男子の演技の途中からライブになったのもうれしかった。

そして、テレビと有料配信と「キスクラ生配信」の間にタイムラグがあったので、

私は、あっちこっち画面を切り替えて見て、どたばたでした。