落ち着いたら読もうと思っていた、毎日新聞の宇野昌磨選手と坂本花織選手の記事(倉沢仁志記者)。
有料記事なので詳細は書けませんが、
手強い対戦者たちが迫る中、世界選手権三連覇に向かう二人の姿が伝わってきて、
力が湧いてきました。
(以下、記者会見等で二人が語っていた言葉には触れています。)
二人とも、「世界選手権三連覇へ」と期待されたり、書かれたりするわけですが、
男子世界王者の宇野昌磨選手には、
ジャンプ構成で10点以上の差がつくことがわかっている、
イリヤ・マリニン選手が待っています。
女子世界王者の坂本花織選手には、
3Aや4回転ジャンプを武器に、若手選手たちが迫っています。
普通に考えれば、弱気になるかもしれないし、
「座して抜かれるのを待つ」という状況になってしまうかもしれません。
ところが、昌磨は、「順当にいけば僕は優勝できない」と客観視しながら、
「自分史上最高の演技をする」ことで、世界選手権優勝をあきらめていない。
かおちゃんは、後輩たちが上がって来ようとするのを、
彼女たち以上の演技をすることで、踏ん張って食い止めて、
「世界選手権3連覇が目標」と公言して、突き進む。
頂点に立って尚、誰よりも努力する二人。
過去最高の演技をするために、
年明けから始動しているんだろうな、と思ったら、
私も、元気スイッチが入りました。
宇野昌磨史上、最高の演技を、
坂本花織史上、最高の演技を、
世界選手権で見られると思うと、なんだか力がわいてきます。
これから、ヨーロッパ選手権、四大陸選手権、全米選手権で、
世界選手権で共に戦うライバルたちが、どのような演技を見せるのか。
彼らも仕上げてきていると思うので、注目しています。