こんにちは。
きょうは、寒風吹きすさぶスカイツリーに、
「高橋大輔 スペシャルスケーティング&トークショー」を観に行った顛末について書かせてください。
東京都内の家からそう遠くもない場所にあるスカイツリーで、
高橋大輔氏のスケーティングが無料で見られるということで、
駆けつけることにしました。
11時開始で、優先観覧エリアの整理券は、朝の9時半から配布。
並んだあと、そのままリンクに誘導されるとのことでしたが、
朝の気温は4度で寒風が吹いており、トイレが近い私が我慢できる時間は、3時間が限度。
しかし、9時半に行っても整理券はゲットできないだろうということで、
ひじょーに中途半端ではありますが、8時を過ぎて現地に行ったところ…
ちょうど、整理券の配布は終了~。
携帯用の椅子に座って並んでいる方もいらっしゃり、自分の甘さを痛感。
「直接リンクに行っても見られますので、4階へ上がってください」と係員に促され、
外階段とエスカレーターを乗り継いで行くと…
そこは、寒々とした屋外リンクでした。
日陰かつビル風が強すぎる。
ここで約3時間近く待つのか?さぁ、どうする??どうする~??
と悩んだものの、待てば大ちゃんを見られるわけなので、我慢大会に参加。
我慢大会の環境としましては、
KOSÉ新横浜スケートセンターの氷上に設けられた席に、
着席は許されずに頭上から冷風を「強」で浴びせられながら立たされる感じ。
スマホで撮影OKと言われても、指は動かなくなっていくし、
足は棒のようになり、膝はカチコチ。
髪の毛を冷風が激しく巻き上げていきます。
なんか、お腹も痛くなってきたよ。
こんな寒いところで、本当に大ちゃんが滑るのか?!
中止になるのではないか?!
1時間ほど経過し、疑心暗鬼になって、
健康のためにも帰ったほうがいいのではないかと迷い始めたところで、
大型スクリーンに映像が映し出され、
この場所が間違いなく「高橋大輔 スペシャルスケーティング&トークショー」の会場であることを教えてくれます。
あと1時間半、1時間…というところで、整理券をゲットできた一団が誘導されてきて、私たちの前に立ち、リンクを覆うカタチに。
視界がほぼゼロになり、喜劇的展開に一同唖然。マジですか?!
「やはり、帰るべきだろうか」と悩むも、
膝が凍り付いていて、その場を去ることもできない。
大ちゃん、助けて~(笑)
30分前になると、会場アナウンスが始まり、
「あと少しだ」と、見知らぬ人同士で励まし合う。
氷上で行われたトークショーのリハーサルを見るに、
どうやら、大ちゃんと司会者は、私たちに背を向けて座り、トークをするようだ。
前の人の頭と頭の隙間から、大ちゃんが滑るのを見て、
前の人の頭と頭の隙間から、トークする背中を見るということだ。
厳しい展開…しかし、無料だから文句は言えない。
やがて、5分前に、キャーという悲鳴と共に、グリーンのダウンを着た大輔さんが控え用テントに到着。
そして、ついに、時計の針が11時を回り、高橋大輔氏がリンクに登場したのでした。
全身が凍りついて凍えていましたが、
「大ちゃんがキター」というだけで、氷河の中から生き返った春のマンモスのように、
身も心もフワフワと軽くなるから不思議。
ブラックの衣装に身を包んだ大ちゃんは、
凍えるような強風の中、ゆっくりと「If You Ever Forget That You Love me」を舞い始めました。
コロナ禍に配信限定でつくったナンバーだそうです。
なんかもうね~柔軟剤のCMのように、ふんわりとして、
それでいて、華やかさのある人でした。
大ちゃんが滑ってくると、近くの人は「キャーっ」って叫ぶので、
ちょっと笑いが起こったりするのですが、
いざ、自分のところへ来ると、やっぱり「キャーっ」て叫んじゃうんですよね。
なんなんでしょうか、あれは。条件反射で叫ばずにはいられない、ふんわり具合。
しかも、私は、前の人の頭と頭の間、かつ、柱に妨害されつつの鑑賞なので、
ぜんっぜん、写真撮れてない(笑)。
演技も半分くらいしか見えなかった。それでも楽しい。
近くに来た時、春風が吹いたっていうか、花の香りまでしたような気がしました。
風がきついわ、観客はきゃーきゃー叫ぶわで、大ちゃんも笑ってました。
トークショーのときに、「今朝、練習させてもらいましたけど、風が強くて前に進めなかった」と話していました。
ということは、7時くらいから現地に来て、リハーサルしてたのかな。すごい。
トークショーの内容は、動画がアップされています。
撮影部隊のほうを向いて話すセッティングになっていたのですが、
観客のほうにも体を向けて話してくれました。
私は、「滑走屋」に行けなかったのですが、
「滑走屋を観に行かれた方?」という質問に、会場のほとんどの人が「はーい」と手を上げていました。行かなかったのは、私とあと数人だけじゃない?(誇張)
今日のイベントにも、新幹線で来たという人もいて、
これだけの長きにわたって、これほど強くファンを引き付け続ける高橋大輔のすごさと、半端ない高橋大輔ファンのパワー、熱、威力に、感動を覚えましたよ。
最後は、東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」と記念撮影。
後ろ姿を拝見しました。
個人的なツボは、大ちゃんに「スカイツリーポーズをしよう」と伝えたいソラカラちゃんに肩を叩かれた大ちゃんが、ぎょっとした瞬間でした。
イベントの後、テントの中で囲み取材があるということでしたが、
ファンに気を使ってくれたのか、寒いテントの外で取材を受ける様子を見せてくれました。
以上、真冬の我慢大会のご報告でした。