こんばんは。
朝日新聞の有料記事「宇野昌磨の好み『年月かけて分かった』 衣装デザイナーが選んだ2着」を読んで、
無性に『オーボエ協奏曲』が見たくなり、世界選手権のSPを見返しました。
水を打ったように静まり返ったリンクで、
羽が生えたように湖面を舞う昌磨。
とんでもなく極上の演技でしたよね。
ユーロスポーツの解説を訳しました。
解説は、Chris Howarth(クリス・ハワース)さんと
Louise Walden(ルイーズ・ウォルデン:元アイスダンス選手)かな??
という前提で進めます。違ったらごめんなさい。
動画は、VPN接続でないと見られないので、リンクしません。
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C)彼は、世界選手権で2度、2位になりました。
ここ、モンペリエの世界選手権で、
ショーマ・ウノは、金メダルを獲れるでしょうか。
挑戦のスタートであるこのSPで、ミスは許されません。
幸運を祈りましょう!!
日本代表、ショーマ・ウノ。
C)彼のトレードマークと言えるジャンプ、4回転フリップ!!
すばらしい出来でした。
さあ、ここでコンビネーションジャンプです。
4回転トゥ!! 3回転トゥ!!
ただもう、見事!!
そして、アクセルも成功させました!!
あとはもう、勢いよく攻めるだけです。
L)彼のすべてが、驚くほどすばらしいわ。
フィニッシュと共に、昌磨ぴょんぴょん。
C)おお、なんとまぁ。
まさに最高の出来でした。
よくやりました、ステファン。
スイスに拠点を移してステファンと練習するようになってから、
昌磨は本当に、自信を付けました。
今まで彼が滑るのを見て来た中で、最高の演技でした。
ミスをまったくしませんでした。
ただもう、アメージングな演技でした。
すごい点数が出るでしょう。
105点が彼のパーソナルベストですが、
私は…110点くらい出る予感がします。
エレメンツのGOEが、とんでもなく高いと思います。
L)見事でしたよね。
これ以上の演技なんて、できるかしら。
私は、できないと思います。
流れるようにスムーズで、エレメンツの技術が高い。
ジャンプのミスはありませんでした。
彼はとても落ち着いていました。
何ものにも劣らない演技でした。
C)その通り。ジャンプのクオリティと言ったら!!
ジャンプだけでなく、すべてのエレメンツがとんでもなく素晴らしかった。
L)エレメンツからエレメンツへの移行も、
切れ目を感じさせず、スムーズです。
(リプレイ映像で)ここでまたジャンプの場面です。
すべてがとてもよく振り付けられています。
C)あぁ、その通り。驚嘆すべき演技だった。
彼がどれだけスーパーガイ(すばらしい青年)であるかも、
お伝えしましょう。
彼は、私が働いているリンクで、
短い間ですが、トレーニングをしていました。
C)彼が滞在している間に、私たちは、アイスショーを開きました。
その時、彼は、「僕にも滑ってほしいですか?」と言って、
子どもたちといくつかのプログラムを滑ってくれました。
そういう青年なんです。
★クリス・ハワースさんのいるGlacier Ice Arenaで、
クラブのアイスショーに出たときの話かな?
違ったらごめんなさい。
L)すばらしい青年ね。
C)そのとおり。本当に素晴らしい青年でした。
ただ、あの当時、彼は英語が話せなかったので、
まったく同じセリフで言ったわけではありません。
L)彼は、ノーと言ったのですが?
C)いいえ、まったく。彼は滑ってくれましたよ。
C)OK、では、彼はどの位置に来るでしょうか。
首位に立つと思いますよ。
C)(ぬぉぉぉ)109.63。ほぼ110点です。ファンタスティック!!
世界記録は、ネイサン・チェンが保持している113.97。
羽生は111.82です。
昌磨のこの得点がいかにすごいか、お判りいただけると思います。
(終了)
間違いがあったらすみません。