オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

宇野昌磨が引き寄せた、2つの神大会に震えた2023年

こんばんは。種子島ぴーです。

今年最後のブログになりました。

 

宇野昌磨ファンにとっては、いろいろなことがあった2023年でしたが、

私が「フィギュアスケートを見続けてきてよかったなぁ」と思ったのは、

二つの神大会に熱狂できたことです。

 

一つは、3月にさいたまスーパーアリーナで開かれた、世界選手権男子フリー。

当時の自分のブログを読むと、興奮がよみがえります。

宇野昌磨、日本男子初の世界選手権二連覇(現地の雰囲気レポ) - オオナゾコナゾ

 

マッテオ・リッツォが『Talking to the Moon』でSBを叩き出し、

「マッテオ君、メダル獲れるかも」と思ったら、

 

次のグループでカズキ・トモノが『こうもり』で観客をトランス状態にし、

「友野くん、表彰台ありかも」と思わせる。

 

しかし、最終グループが、とんでもないグループだったんですよ!!

一人が神演技をすると、次の人も神演技をし、

まさに、神々の戦い実写版。

 

ジェイソン神が、ため息しか出ない演技で会場をどよめかせると、

エイモズ神が、本人も心臓発作を起こしそうになるくらい珠玉の『グラディエイター』で弓を引き、

メッシング神は、引退試合にふさわしいエモーショナルな『Home』で観客に別れを告げる。

 

ジュンファン神は、色香漂うノーミスの007で、観客はNo Time To Die状態に。

マリニン神は、久々のジャンプオンリー的演技になってしまったものの、彼のみが持つ技4Aを人類に披露。

 

先に、神々が集合しちゃったところで、

後から昌磨が神殿を建立する運びとなりました。

 

という状態で、最終滑走に登場した、足首に負傷を抱えた昌磨神。

 

 

なんとか、デミさんが、ジャンプを跳べそうな状態に整えてくれたものの、

「この流れで、昌磨が優勝できるのか?」という不安がよぎりました。

 

が、美しいアリアを会場に響かせ、無事に大神殿を建立。

総立ちの会場。

揺れる日の丸とUNOUNOバナー

という感動のフィナーレになったのでした。

 

この大会は、すべてのカテゴリーがすばらしく、

かなだいが起爆剤となったアイスダンスは、

第一グループから大盛況、大喝采で、日本開催を誇れる伝説の大会になりました。

 

そして、もう一つの神大会は、もちろん、全日本選手権男子フリーです。

当日のブログを読むと、昌磨以外の記述が超シンプルで申し訳ないですが、またまた興奮している様子がよみがえります。

宇野昌磨選手、6度目の全日本優勝、10年連続表彰台おめでとう。 - オオナゾコナゾ

 

吉岡希選手あたりから、会場全体がゾーンに入り始めて、
最終第4グループは、まさに神々の戦いでした。


友野くん、今シーズン最高の「Halston」を、ありがとう。

全身にしみすぎて、水分99%になっちゃったよ。演技終盤から、拍手が鳴りやみませんでした。

 

駿くん、「男は黙って4Lz」のキャッチフレーズに恥じない男。

「四季」の季節が変わったところで、スキップするようなステップに心が躍りました。

 

佳生くん、絶対に進撃してくると思った。体調が悪い中、鬼気迫る表情で空間を圧していて、見事でした。スピンとステップのレベル4は、昨シーズンを思い起こすと、信じられないような努力の成果!!

 

ゆまち、「なんですかあれは??」っていうくらい、膝が神そのもので、マシュマロみたいでした。異次元の膝で、昌磨を脅かしてくれて、ありがとう。ものすごい集中力でした。まじで、来年が怖いです。

 

草太くん、演技が始まる前から、顔にすごみと冷静さが共存していて、完全にゾーンに入っていました。まさに、神々しかった。

実は、このプレッシャーのかかる場面で、あれだけの演技ができるとは想像していなくて、終わってから1分以上、拍手をし続けました。ついに、ついに、練習の成果が本番で完璧にはまった感じ。

 

という場面で、「ジャンプの調子が今一つ」とおっしゃる宇野昌磨先生が登場。

 

 

ご本人も、「みなさんがすばらしい演技をしてすばらしい大会になっているのを、自分がふがいない演技をして台無しにすることはできないと思った」というようなことを話していましたが、私も、ものすごーーく心配でした。

 

神演技が次の神演技につながる…というのはよくあることでも、

吉岡希選手、壷井達也選手を含めると、

神演技が連続8人って、あまり例がない気がします。

 

だから、冒頭の4回転ループの着氷が乱れただけで、

あの場面で高難度ジャンプも入れつつ、しっかりと演技をまとめた昌磨が、どんだけすごい人なんだ、と。

ほんとに、やるときはやる、決めるときは決める、レジェンドになっちゃいましたね。

 

 

このような神大会を、一年に二度も見られたしあわせは、

自分の気持ちの持ちようにも起因していると思ってます。

 

時々、「全員応援」とか「推しだけ応援」とかいう話を目にしますが、

別にどっちでもお好みでいいと思うのですが、

私は、ことスケーターに関しては、八方美人で惚れっぽく、

「あの演技もいいし、この人もいい」みたいな感じで、

すぐ感動して拍手喝采するタイプ。

だからこそ、神大会の目撃者になれたのかな、と思うのです。

 

「いい演技をしたら、観客からすばらしい反応がもらえる」と思えばこそ、選手は頑張れると思うし、

前の滑走者がいい演技をして、観客が沸き立つ様子を見てこそ、熱気と神演技が伝播されていくのだと思うからです。

 

そして、何より、男子フィギュアのトップに立った宇野昌磨選手が、

「選手同士は、よいライバルであり仲間。互いに切磋琢磨してうまくなっていこう」というスタンスであることが、

男子フィギュアのレベルを上げ、神大会を引き寄せていると確信しています。

 

全日本選手権は、フジテレビさんも、有料配信(FOD)に課金する必要がなかったのではないかと思うくらい😆いろんな動画を無料で公開してくださいました。

無料ですばらしい記事を書いてくださった新聞社、媒体も、いつもより多かった気がします。

「すばらしい演技、大会を、一人でも多くの人に見てほしい」という、共通の思いがあったのだと思いたい。

 

男子も女子もペアもアイスダンスも、すごい選手がたっくさん出てきたフィギュアスケートが、来年も、盛り上がりますように。

四大陸選手権、世界選手権も、神大会になりますように。

昌磨が怪我せず、思うような演技ができますように。

 

ここは一本締めで、よ~👏

 

2023年も、雑なブログを読んでくださって、ありがとうございました。

みなさま、よいお年をお迎えください。