オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

オリンピックへつながるフィギュア国別対抗戦と昌磨の想い出

世界フィギュア国別対抗戦が終了しました。

疲労困憊なスケーターが多い中、オリンピックを前に怪我なく終えられてほっとしました。

 

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会場の飾りつけや応援方法の打ち合わせに加えて

今回は、スケート教室の講師もやってくれたりして、

体力的には相当厳しかったと思います。

 

スケジュール的にいかがなものか?という気はすれど、やっぱり楽しい大会です!

 

シーズン最後の想いが込められた演技をたくさん見られたし、

グバノワやアンバーみたいに、

世界選手権のリベンジを果たした選手に幸せな気持ちをおすそ分けしてもらえたし。

 

選手たちがみんな楽しそうだったし、

出られなかった選手や国は寂しい思いをしていそうなので

選手にとって出場できるのは名誉なことなのだと勝手に思って、自分を納得させています。

 

ソチオリンピックへの団体戦導入を見据えて始まったこの大会に、

ロシアチームがいないことに、時の流れを感じました。

ジョージアが初出場したことにも、時の流れを感じます。

そのうち、デニス・テンさんの遺志を継ぐカザフスタンが入ってくる予感がします。

 

アメリカは、これまで女子シングルがウィークポイントだった印象ですが、

アンバー・グレンの覚醒とアリサ・リウの脅威のカムバックで

トップに躍り出てきましたよね。

 

アンバーは、ここで踏ん張ったことが、

米国内でのオリンピック選考にプラスになったと思うし、

アリサもオリンピック代表候補に当確マークが付いたと思う。

 

ジェイソンも、グランプリシリーズ、世界選手権では「一時のクオリティが落ちたか⁈」と思いましたが、

完全カムバックを遂げていました。同じく、オリンピック当確マークがついた気がします。

 

坂本花織選手は、とにかくお疲れ様でした。

ハードすぎるプロに挑んだ一年間、お疲れ様でした。

プレッシャーかけられまくりの一年間、お疲れ様でした。

ゆっくり休んでください。

しか言えません。

 

国別のフリーでは、ミスしても笑顔いっぱいで、

かおちゃんもお客さんも“場”を思いっきり楽しんでいてよかった。

 

今シーズンのプロは、どちらも「王道 of 坂本花織」 ではなく、

あえてオリンピックプレシーズンに負荷をかけて、

試練を乗り越える練習をしているように見えました。

 

オリンピックシーズンは、かおちゃん得意のゆったりとして壮大でエモーショナルな音楽で、点数が出やすい構成にしてほしい。

『シカゴ』はスリリングだったけど、ほんの少し呼吸が乱れただけで

プログラム全体が崩壊しそうなリスクがあって、毎回はらはらしました。

 

そして、私は待っています。この方を。

体調最優先は大前提で、彼女の強い思いが実ることを静かに願っています。

 

 

ところで、国別対抗戦のブログを書こうとしたら、2021年のフォルダーがあって

その中に、「ごめんね」「ごめんなさい」っていうファイル名の画像があって…

 

 

さらに、ファイル名が「よしこに殺される」っていう只ならぬタイトルの画像があり

 

 

この年、どうだったのかなと調べてみたら

国別対抗戦に出ると思わなくて、スケート靴を新調したばかりの昌磨くんが

ショートでやり散らかした年みたいです😂

 

リンクから上がってきた昌磨にステファンが「芳子 will kill me」(スケート連盟の小林芳子部長に殺されちゃうよ)と言った時ですね😂

 

www.tanegashimapi.com

 

そして、フリーの冒頭で、3A+4Tを豪快に跳んだときでもありました。

ブログを遡ったら、私は現地に見に行ってました。

 

www.tanegashimapi.com

 

あの年は、ネイサンもコリヤダ君も来てた。

 

試合前のコリヤダ君 from liza_tuktik Instagram

 

私にとっては、想い出深い大会です。

その割には、調べないと何一つ覚えちゃいませんでしたけど😂

きっと、今年の大会が一番思い出深い国別対抗戦になる方もいることでしょう。

2024-2025シーズン、お疲れ様でした。